夜明け前の大三角形、鏡川、鷺〔1295〕2006/11/01
2006年11月1日(水)今朝も快晴!
見事なお天気の秋の朝。夜明け前のまだ暗い空を見上げると、真南に冬の大三角形が輝きよります。オリオン座が美しいですな。
高知から見る夜空には色んな表情があります。が、ひまわり太郎が一番好きなのはなんと言うたち冬の大三角形。このにっこりひまわりでも何度ご紹介したやらわかりませんね。オリオン座のベテルギウスが心を温めてくれるオレンジ、こいぬ座のプロキオンがつつましやかな薄い黄色、そして、これでもか、とギラギラ輝くおおいぬ座のシリウス。この個性の調和がいいですな。
一番明るいのがもちろんシリウスですが、プロキオンの方が実は大きい星なのであります。地球の直径の2.17倍(シリウスは1.76倍)。けんどシリウスの方が近いがですね。地球から8.6光年(プロキオンは11.4光年)。ベテルギウスは別格で、実は地球からは500光年離れちょりますきに、他の2つとは段違いに遠いのであります。なんであんなに明るいかというと、大きさが地球の直径の650倍もあるきですね。もし太陽の場所にベテルギウスがあったら、その本体が地球も呑み込んで火星くらいまで達するという巨大さやそうです。宇宙はすごいです。
さて、高知の話に戻りますが、今朝は、まだ暗い時間に、久々に筆山を駆け上がってきました。久々に心臓バクバク。たまには負荷をかけて走るがも心地エイですね。早朝すぎたのか、登りでは誰にも遇いませんでしたが、下りでは、散歩にやってきた数名のおんちゃんおばちゃんと擦れ違いましたです。朝から皆さん元気ですね、ホント。筆山から高知市内の夜景を撮影しましたので、今朝のにっこりではそれをご紹介しょうと思いよりましたが、筆山からの帰り、美しい写真が撮れたもんで今朝の写真はこれ。
九反田橋の上から明るくなりかけた東の空を撮影した写真。写真では明るいですが、実際はまだかなり薄暗い朝の6時前です。右端にはテレビ塔の立つ五台山、その手前にアーチの美しい鏡川大橋が見えます。干潮に近い時間で、川縁では鏡川の底が出て来ちょります。その浅瀬に鷺が一羽。白い大きな鷺です。細い足で川底をホジホジしながら朝食を探しゆう風情。絵になりますな、マッコト。