鏡川、鉄道橋、銀杏の木、川の氾濫〔1236〕2006/09/03
2006年9月3日(日)晴れ!
今日は日曜日。んがしかし、ひまわり太郎は今日は会社でゴトゴト仕事しよりました。トアル提出用資料作成やったので、脳味噌が爆発しそうになりよりました。で、夕方、スッキリするために走りに行ったのであります。日中はなかなか暑いですが、夕方はめっきり涼しゅうなるので走りやすうなってきたですね。夕日に向こうて走るのが心地よいです。
本社から鏡川沿いに朝倉の米田橋まで行って帰って丁度10km。適度な運動ができる距離。夜走る際の定番です。
ここは、米田橋のちょっと下流、JR土讃線の橋の界隈。
二両編成の普通列車が渡るところに出くわしました。空にはお月様。半月よりちょっと大きめのお月様。この鉄道橋のすぐ下流に堰があるので、ここの水面はプールのように静かにたたえられられちょります。
土讃線は単線ヂーゼルなので、電線とかがないのがシンプルで美しいですな。
夏のこぢゃんと暑いとき、この鉄道橋から飛び込む若者が後を絶ちません。心地よさそうです。が、すんぐのところに堰があってかなり危険。事故もよう起こりますきに、ここから飛び込むがはやめちょかんといかんです。
正面、鉄道橋の向こうに、大きな大きな銀杏の木が見えよります。にっこりでも何度かご紹介したですね。その巨木の袂に、お千代地蔵さんが祀られちょります。高知で唯一と言われる母子地蔵。お母さんと娘さんの二体のお地蔵さんが、おだやかなお顔をして鎮座されちょります。鏡川の氾濫に対して人柱になったお千代さんと、そのお母さん。
この界隈は鏡川の治水に昔から苦労してきた土地。ここからちっくと南へ行ったところに、弥生時代の集落の遺跡があったと記憶しちょります。確か、ある時を境に、集落は消えたがやなかったでしょうか。間違いなく、鏡川の氾濫で流されてしもうた弥生時代の集落ですね。ここで鏡川は大きく左へ曲がります。氾濫の際、流れはここからまっすぐ南へ行きぬけよったがでしょうね。