南国、西野宮神社〔1233〕2006/08/31
2006年8月31日(木)曇り
今日で8月もおしまい。子供たちにとっては、夏休み最後の日。昔、子供の頃、宿題の仕上げに追われながらも、なんとなく寂しい気持ちになったことを思い出します。
今朝は南国工場。ここは、工場から南へ、国道55号線に出て少し西へ行った、国道沿いに鎮座ましましちょります「西野宮神社」さん。この界隈で尊崇されゆう古いお宮さんみたいです。鳥居はご覧の様に昭和9年ですし、手水は明治27年の銘が彫られちょりました。お社は、ご覧の様に小さな祠が建つばかり。近年建て替えられた、まだ新しい祠が、このお宮さんのお社。
この神社、実は、どこにもその神社の名前が書かれちょりません。南国市の住宅地図を見ると「西野宮神社」と書かれちゅうだけです。どんな神様なのかは不明ですが、この近所にとっては大切な神様ということが、このお社を見るとよくわかります。
この神社の脇を抜けて小さな小さな農道を北へ、そして突き当たりの農道を東へ行くと、ひまわり乳業南国工場が見えてきます。
以前にもお話しましたが、この界隈、こぢゃんとどっさり祠が鎮座ましましちょります。このしゅっと北に隣接してございますし、そこから数十メートルごとに、同じ様な祠が鎮座しちゅうがです。ここは古い古い歴史をもつ土地。南には弥生遺跡と中世の国司館跡がある田村地区があり、物部氏ゆかりの土地も近くにございます。小さな農道や路地を歩くと、由緒ありそうなものをどっしこ発見することができるのであります。