天神大橋の栴檀、きれいな花が咲きました〔1122〕2006/05/12
2006年5月12日(金)見事に晴れちょります
昨日も暑い高知県地方になりましたが、今日も暑うなりそうですな。朝から見事に晴れ渡っちょります。鏡川界隈も、夏の日差しが照りつけるなか爽やかな風が吹き抜けます。
この花、何かおわかりでしょうか。わかった方はかなりの植物通。普段、これほどどアップで見ることのない花ですね。答えは「栴檀(せんだん)」。実際の花の大きさは、花びらが開いた状態で直径1cmちょっとの小さい花。ご覧の様にかたまってまとまって咲くんで、離れて見ると薄紫色のモヤモヤっとしたものに見えるのであります。
栴檀は、このにっこりではお馴染みですよね。高知市内の色んな場所に植えられちゅう大きな木で、「おうちの木」とも呼ばれます。今、その花は満開を迎えようとしよりまして、なかなかにキレイです。
ここは、天神大橋の北詰。橋の脇に1本の栴檀の木。橋の上から、木の上の方の花を接写してみました。普通の栴檀は、このように薄紫色の花を咲かせます。鏡川をもっと遡りますと、南岸に白い花を咲かせる栴檀の木があります。何度かご紹介した「白花栴檀」。いの町の神谷(こうのたに)小学校から接ぎ木してきたもの。なかなか白花の栴檀は貴重ながですな。
川の向こうにボンヤリと見えゆうのは高知市の競輪場兼陸上競技場「龍馬スタジアム」。高知にはじっくりと楽しめる素晴らしい自然や史跡や見所がたくさん。それぞれに由緒やいわれや役割がキチンとあります。なんでもかんでも「龍馬、よさこい、黒潮、四万十」はいいかげんにせんといかんですね、ホント。今次の市町村合併で、県内には「四万十市」「四万十町」「黒潮町」などができました。う~ん、どこのことぢゃ、こりゃあ。そのうち「龍馬市」とか「よさこい町」もできそうな勢いですな。