南国工場のキンモクセイ、いい香りです〔923〕2005/10/25
2005年10月25日(火)晴れ!
今朝も冷えましたな。今朝の市内最低気温も10.6℃。早朝自転車で走りよりますと、暖まるまで結構冷やいです。
今朝は早朝から南国工場。この工場は真夜中から操業を開始しますので、午前6時くらいは、その操業のピーク。どんどんと製品が出来上がってくる時間帯です。
写真は、午前6時過ぎの工場の緑地。ここには芝生が張られ、色んな樹々が植わっちょります。今の季節、存在感が溢れちゅうのがこの「キンモクセイ」。金木犀と書きますな。先日まで香りまくりよりましたが、その香りのピークは過ぎ、来るべき冬に備えてたたずんじょります。
写真のキンモクセイ、曾ては高知市西秦泉寺375番地の家の庭にあったもの。その家が取り壊され、駐車場になる際、あんまり立派でもったいないので、ここひまわり乳業南国工場の緑地に移植されてきました。秋になると、毎年素敵な香りを工場中に漂わせてくれます。
キンモクセイは、木犀科モクセイ属の木で、中国桂林地方原産。江戸時代の始め頃に日本へ渡ってきたらしいですね。木犀のことを中国では「桂」と呼び、その木が林立しちょったので「桂林」になったとのこと。また一つ勉強になりました。
一昨日くらいまで強烈に香りを漂わせよりましたが、街中でも香りが少なくなってきました。キンモクセイの花、散り際は潔いので、次に一雨くると一気に散ってしまうことでしょう。
この緑地で、次に楽しみなのは「文旦」。冬になると文旦が大きな大きな実をつけるのであります。おいしいですよ。