地下鉄開通、原信太郎さん〔8315〕2026/01/20
2026年1月20日(火)曇り
昨日も暑いくらいの陽気で、今朝も暖かかったけど、今から寒くなる予報。明日朝は冷えるみたいやねー。風邪ひかないよう、気を付けましょう。
さて。東京って、戦後昭和29年まで、地下鉄は銀座線だけだったのご存知でしょうか。銀座線が日本で最初の「本格的」地下鉄として開業したのが1927年(昭和2年)12月30日なので、26年間、東京の地下鉄は銀座線だけだったのでした。まあ、東京の市電(都電)が網の目のように張り巡らされてたので、そんなに必要性もなかったのか。
で、東京での戦後初の地下鉄は営団地下鉄丸の内線。開業したのが1954年(昭和29年)1月20日。そう、72年前の今日、池袋ー御茶ノ水間が開業。そこから東京の地下鉄建設ラッシュが始まったのでした。
僕が東京に住んでた頃は「営団地下鉄」。 戦前の昭和16年、国、東京都、私鉄各社が出資して設立されたのが「帝都高速度交通営団」で、戦後は国鉄と東京都が出資する「公企業」としての「営団」となり、僕が毎日のように乗ってた頃は「地下鉄」と言えば「営団」で、都営の地下鉄が「都営地下鉄」と呼ばれてました。「帝都高速度交通営団」が初めて建設して開業したのが、昭和29年1月20日の丸の内線だった、という訳だ。
僕らにとっての「営団地下鉄」は、いつしか民営化の流れの中で「東京メトロ」になってました。どうやら小泉改革の一環。2004年のことなので、東京メトロになって、もう22年が経過します。
「東京メトロ」って、正式名称は「東京地下鉄株式会社」なんだそう。もう、そのまんまの名前。まあ、いいですが。
で、営団地下鉄とかのことをウィキで見てたら、かの、日本で最初の地下鉄「銀座線」で「一番切符」を手にし、一番最初の乗客となったのが、原信太郎(のぶたろう)さんという人物であること、書いてました。この原信太郎さん、すごい人物だ。知りませんでした。すごい。
1919年生まれなので、銀座線開通時は8歳。幼少の頃から鉄道ファンで、なんと、小学6年生から本格的な鉄道模型作りを始めたという筋金入り。海外の鉄道を知る為に小学生で英語、中高生のときにはドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語を習得、大学入学時にはロシア語もマスターしたといいます。
戦後、コクヨで開発技術担当、数々の特許を取得し、最終的には専務になったという人物。根っからの技術屋さん。なので、その技術で、各国の鉄道車両を模型化した訳だ。いや、すごい。すごいです。
現在、横浜市に「原鉄道模型博物館」があり、そこに、鉄道模型、ジオラマ、コレクション、書籍などなどが展示されているんだそう。行ってみなくっちゃ。
僕が素人ながら最近ハマってるNゲージ(1/150)とは違い、1/32の一番ゲージで、何と、架線からの集電方式。鉄のレール、鉄の車輪で、何よりこだわったのが惰力走行。この音、実際に聴いてみたいよねー。
そんな訳で、世の中にはまだまだ知らないすごい人物がいる、ということを実感したのでした。本当に、世の中知らないことだらけ。
