竹林寺も、紅葉〔8264〕2025/11/30
2025年11月30日(日)晴れ!
11月も今日まで。はやいねー。朝晩はともかく、日中はまだ汗ばむこともある、11月。さあ、明日からは12月だ。張り切って参りましょう!
先週日曜日は、大豊町の定福寺さんの紅葉をご紹介しました。そこにも書いたように、大豊町を代表する古刹、定福寺と豊楽寺は、双方とも行基さんが開創とされてます。で、県内には行基さんが開いたと伝承されるお寺さん、たくさんありますよね。延光寺とか国分寺とか。そして野市、大日寺の大日如来坐像も、行基作と言われてます。
ここは竹林寺。五台山の山上に広大な伽藍を展開した竹林寺さんも、行基開創とされてて、そのご本尊である木造文殊菩薩及び侍者像も、行基作と伝わります。あの、50年に1度しか拝観できない秘仏。僕は、拝観しました。それも、2期間。なかなか趣のある荘厳な文殊菩薩さんでした。まあ、作風は藤原期とも言われてて、行基さんが彫ったのかどうかは謎いけど、まあ、いいです。
行基さんは、聖武天皇の勅願を受けて、全国にお寺を開きました。国分寺とかね。そしてその事業の中心となったのが東大寺。そもそも行基さんは、国のきまりを破って民衆に仏教を説いてまわり、困窮者の救済などを行なったとされる立派な僧侶。で、朝廷からの弾圧を受けるも、民衆の圧倒的な支持を受け、その際の権力者が聖武天皇だったこともあって、全国に仏教を広める国家的事業の中核を担うようになった、とされてます。
この辺、手塚治虫先生の「火の鳥」に、間違いなく行基さんをモデルにしたであろう僧侶が登場したのを思い出しました。高校生の頃貪り読んだ「火の鳥」。その、行基さんをモデルとした高僧が、いつの間にか権力者の手先になってしまった自分に悩むようなシーンがあったと記憶します。また読んでみなくっちゃ、「火の鳥」。
ともあれ竹林寺。この境内も、紅葉が見事。紅葉の向こうに五重塔。手前の坐像は、五智如来像。綺麗やねー。で、先週の定福寺さんも、紅葉が見事でした。
高知では、野中兼山先生開鑿の水路周辺が、アジサイの名所になっています。春野あじさい街道とか野市父養寺とか四万十市安並とか。対して、行基上人が開いたとされるお寺さんに紅葉の名所が多い、みたいな気がしてきたけど、思いつきです。
行基上人がどんな思いだったのかは別にして、楽しんできた、去り行く秋の絶景。
さあ、明日からは12月だ。張り切って参りましょう!
