カムチャツカ、広電、柳条湖、すずさん〔8146〕2025/08/04

2025年8月4日(月)晴れ!
クマセミワシャワシャの、朝。今日もお暑うございます。今朝の高知新聞。小さい記事やけど、興味深いのが並んでました。
カムチャツカ半島で600年ぶりに火山噴火、というのは、なかなか怖い。先日の大地震とは、もちろん関係あります。断言します。
地震がきっかけで大噴火、みたいなことは地球上いたるところでしょっちゅう起きてて、日本でも、宝永南海地震の1ヶ月後に富士山が噴火。南海トラフ大地震と富士山噴火って、かなりの頻度で連動してたりするのでお馴染み。クラシェニンニコフ火山はこんな山。クラシェニンニコフは、18世紀のロシアの地理学者で、カムチャツカ半島の詳細な調査探検をしたことで有名なんだとAIが言うてます。
で、先日はついうっかり「カムチャッカ半島」と書いてしまったけど、現在ではロシア語の発音に近づけて「カムチャツカ半島」と言うことになってます。カムチャツカは先住民のコリヤーク語で「魚の燻製」という説を、これもAIが書いてました。
それにしても、カムチャツカはデカい。こうやって見てみるとかなりデカい。これはメルカトル図法の為せる技で、緯度が高くなると広く表示されるので、Google Earthで見てみました。それでもやはり、大きいね。面積は27万平方キロで1200kmの長さだって。日本の面積は37万8000平方キロなので、日本の方がちょっと広いけど、本州よりはカムチャツカ半島の方が広いのである。
太平洋プレートが北米プレートに沈み込み、その反動で地震が発生。そして火山フロントであるクラシェニンニコフ火山が噴火。お馴染みのメカニズム。
さきほど、草津白根山の噴火警戒レベルが2に引き上げられたというネットニュース。先日は霧島の新燃岳の噴火活動が活発になり、トカラ列島では地震が頻発して島の住民が避難したりしてました。我らが尾池先生は、今、日本列島は活動期の真っ只中、とおっしゃっております。全部、プレート沈み込みが関係している訳で、どんなきっかけで大きなズレが発生するかは誰にもわからない。緊張が高まっていることだけは間違いない。気を引き締めましょう。
その上の記事。昨日から、広電の路面電車がJR広島駅の2階に乗り入れ始めました。この猿猴橋町の停留所、そして路線は、一昨日で営業終了。便利になったけど、ちょっと寂しい。最終日は、多くの鉄ちゃんで賑わったことでしょう。
その上は、映画「731」が来月9月18日に中国で公開されるという記事。柳条湖事件は、石原莞爾らが首謀者となり、満州事変の発端となった謀略事件。やはりこの「謀略」というのは、時代とは言え、非難されるべきもの。中国人にとっては忘れられない非常に重要な柳条湖事件やけど、日本人でも知らない人が多かったりするのは、ちと、残念ではあります。
その上。「この世界の片隅で」の片渕監督が、のんきに見える主人公すずさんの、あの時代に流されていく姿には疑問を持ってみて欲しい、と語っておられます。
今年も8月6日、80年目の8月6日が近づいてきました。