高知城丸の内緑地、功名が辻、博覧会について考える〔808〕2005/07/02
2005年7月2日(土)曇り時々雨
いやいや、高知県地方、久々のお湿りになりました。待ち望まれちょったしっかりした雨。明日まで降りそうですね。豪雨にならん程度にしっかりと大地を潤してもらいたいもんです。
さて、ここは今朝の高知城。丸の内緑地でございます。来年のNHK大河ドラマ「功名が辻」にあやかって、この公園に観光施設が建設され、博覧会が開催されることになっちゅうそうです。
当然ここは高知城の敷地内ですんで、掘り返すとたくさんの遺物や遺構がでてきます。当たり前ですが。現在、観光施設建設に先立っての発掘調査が行われゆうがですね、ご覧の通り。
しかし、来年限りの観光誘致施設をドカンと作って来年限りの観光客を誘致し、高知県の振興につなげよう、などという安易な考え方にはあんましひまわり太郎は賛成ぢゃあないがです。今まで「功名が辻」を読んだこともないようなヒトが、突然降ってわいた話に飛びついて何とか「金」にせんといかん、と大騒ぎする姿はどうなんでしょうかね。「おんしらホントに高知を愛しちゅうがかよ?」と言いとうなります。高知を愛しちょったらもっと地道で将来につながり、着実に実を結ぶ方法を一生懸命考えると思いますな。
で、昨日の県議会で、県も予算不足であり、しかも集客見込みが少ないことから、ここ丸の内緑地の博覧会を縮小し、県下に広がるいろんな既存施設を利用、線で結んで盛り上げる博覧会にしよう、といった話が出ちょったみたいですね。大賛成。
やっぱしあれですな。人間、金が無いとなれば知恵を絞りはじめるもんです。この際金は使わずにもっともっと「高知を愛しちゅう」みんなあで知恵を絞ってみましょうぢゃあありませんか。