鏡川河畔と高知の人々〔7858〕2024/10/20
2024年10月20日(日)秋晴れ!
昨日と同じ鏡川河畔。今日は良いお天気で良かったねー。この土日開催の「ヴィレッジ2024」も賑わうことでしょう。この「みどりの広場」だけでなく、この植え込みとか、この公園とかも会場になってます。すごいね。市街地中心部に近いここはいいね。昔、「フェスティバル土佐鏡川まつり」をやってただけあって、お祭りするには最適の河畔。
高知市の納涼花火大会もここだし、昭和12年を皮切りに幾度も博覧会が開催されてきた場所でもあるし。僕が子供の頃にはサーカスもやって来た、みどりの広場。
上に、昔、「フェスティバル土佐鏡川まつり」をやってたと書いたけど、本当に「昔」のことになってしまった。最後に開催されたのは2005年なので、もう19年前。立派な「昔」やねー。知らない世代も増えてきた、鏡川まつり。
同じ高知新聞グループの運営やけど、「フェスティバル土佐ふるさとまつり」は、今もやってます。今年で53回目だって。今年も11月15日、16日、17日の3日間、この河畔で開催されます。すっかり秋の風物詩。
「ふるさとまつり」って、以前は今の時期にやってたよね。10月下旬。1ヶ月ほど時期が遅くなったたふるさとまつり。温暖化で、今の時期は秋の味覚を楽しむのまだ早い、という判断があったのではないと思うけど、まあ、高知で秋の味覚を楽しむのであれば11月がいいね。
このにっこりでは、20年前の「ふるさとまつり」での「事件」を紹介してます。「事件」というか、「災害」。2004年10月22日から開催予定だった「フェスティバル土佐ふるさとまつり」は、台風23号による被害で開催が1日延期されました。
10月20日に設営中のテントなどが冠水、骨組みが曲がってしまう大被害を受け、すぐに立てられるテントに変更して23日から25日まで開催されたのでした。
21日にこんな状況ですきんね。それでよく、23日から開催できたもんだ。今なら延期とか中止とかを考えそうなもの。昔は、今のようにコンプライアンスとか危機管理とか言わんかったですきんねー。それにしても、すごい。
そして学習した関係者たちは、昔のように川にせり出した仮台を単管で設営することもなくなり、いつでも設営撤収ができるテントスタイルになりました。そして開催時期も、いくらなんでも台風は来ないだろう、11月中旬に。
幕末、全国的に「ええじゃないか」ブームが巻き起こった際、高知の城下界隈に住む人々は毎夜毎夜この河畔に繰り出し、「大仏踊り」や「のえくり」で踊りまくりました。夥しい露店が出て大賑わいだった、河畔。
昔も今も、そしてこれからも、ここは高知の人々の大切な、場所。