沢マンの発動機と発動機マニアの世界〔7732〕2024/06/16
2024年6月16日(日)晴れ
良いお天気の日曜日。本格的な梅雨入りは明後日くらいからでしょうかね。今日の高知市予想最高気温は31℃だ。夏空が広がって楽しいねー。
今朝、会社でひと仕事済ませ、掃除などを済ませてから、北山界隈を走ってきました。早朝から、日向に出ると暑い暑い。心地よい汗を書いてきました。写真は、その途中に撮影した沢マン。またまた沢田マンション。こないだも書いたけど、この雰囲気はとてもいいね。一階の屋外に並べられている発動機が、また、いい。以前にも紹介したことのある、沢マンの発動機。
正確には「石油発動機」。かつて、農業や林業で活躍した石油発動機は、今は一部の熱烈なマニアによって愛されており、専門の修理業者さんもあるみたい。いかにも「機械機械」した感じがいいんでしょうねー。音、そして匂い。
僕が小学生の頃、「二人だけでどこまでやれるのか、人間の力をためしてみたい」「100所帯あるマンションを建築しよう」と、沢田嘉農・裕江夫婦が心に誓って自分たちで建てたというマンション、沢田マンション。その建築に際し、石油発動機で製材機を動かし、発電機を動かし、地下水を汲み上げるポンプを動かした、と、マンション前に置かれた大きな発動機の横の説明版にかかれています。
で、沢田夫妻、瀬戸内海を中心に8年かけて日本中から発動機を収集し、そのコレクションはなんと40台。動かない発動機も、自分で部品をつくって修理するなどの情熱を傾けたといいます。すごい。
この手前においてあるヤンマーの発動機はデカい。デカいのから小さいのから、いろんな発動機が並ぶ沢マン。まさに、「おおきっなもっのかっら ちいさなもっのまっで」やね。
実は、高知には、恐らく日本最大規模の発動機展示場があります。野市、三宝山の登り口近く。技研製作所の北村さんがつくった「アクトファクトリー」に、なんと555点の発動機を展示してあるんだそう。先日、市内某所で技研創業者の北村さんにお会いした際、発動機への愛を語って頂きました。
「アクトファクトリー」では、ワークショップで発動機の組み立てをやったりしてますな。マニアだ。
以前、発動機マニアのこと書いたことあります。高知にもいる、発動機マニア。そして、YouTube調べてたら、こんなページを発見。お隣の徳島県では、なんと毎月、石油発動機の運転会をやっているグループがあるんだ。いや、発動機マニア恐るべし。今度、見に行ってみよう。