高知城丸の内緑地と功名が辻〔743〕2005/04/28
2005年4月28日(木)素晴らしい快晴!
今日もよう晴れちゅう高知県地方。このままゴールデンウィークへなだれこんで欲しいところですね。
今朝は高知城。
高知城の南東、お堀に架かるこの小さな橋を渡ると「丸の内緑地」。今朝も、橋の上でおばあちゃんが鳩に餌をあげていました。公園の緑と青い空に映える天守閣が美しいですな。
丸の内緑地は、高知城が築城された藩政期初期は家老格福岡丹波のお屋敷やったそうです。その後、厩が建てられて、馬場となっちょったみたいですね。幕末にはここで盛んに軍事教練がおこなわれた記録が残っちょります。
で、明治大正昭和にかけて色んな公共の建物が建てられました。ひまわり太郎の記憶に残るがは「中央公民館」。昭和26年に建てられた、高知で唯一といっても良かった公会堂でしたね、ボロかったですが。
来年のNHK大河ドラマは、初代土佐藩主山内一豊さんとその奥様を主人公にした「功名が辻」に決定しちょります。で、この時期毎年開催される「お城まつり」も、今年は趣向を変えて「土佐時代絵巻 一豊公・千代様まつり」としてゴールデンウィーク中盛大に執り行われます。準備が進みよりますね。
で、先日も少しお話しましたが、この機会を安易に観光につなげよう、という浅薄な議論は絶対にせんとって欲しいと、高知を深く愛するひまわり太郎は思うのでした。観光振興とか街づくりは、地道で、粘り強くて、広くて、深いものです。せっかくの機会ですから、もっともっと深く深く、広く広く、後の世代に残っていくような、そんな取り組みにしたいですよね。