太宰府、学校院跡の光景〔734〕2005/04/19
2005年4月19日(火)九州も快晴!
今、ひまわり太郎の乗った新幹線500系のぞみは、関門トンネルを抜けたところであります。
そう。ひまわり太郎は、今朝の飛行機で福岡へ来まして、午後の新幹線で東へと向かいゆうがです。
写真は今朝の太宰府。この界隈は古い古~い歴史的遺構がたくさんありまして、得も言われぬ雰囲気を醸し出しちょりますね。菅原道真公を祀ったご存知太宰府天満宮は、今日も修学旅行生や観光客で賑わいよりました。そこから少し下ると、「観世音寺 戒壇院」が菜の花畑の向こうに鎮座ましまし。その横に「学校院」跡、そして、太宰府政庁跡の広場が広がります。
レンゲ畑や菜の花が広がるこのあたりののどかな情景は、悠久の昔に思いを馳せさせてくれますな。
太宰府政庁跡の広々とした原っぱには、今日も、園外保育か遠足の子供達がたくさん、本当にたくさん訪れて楽しそうでございました。で、写真はその隣の「学校院」跡。太宰府に附属した、役人などを養成する非常にレベルの高い学校があったのですね。奈良、平安の昔に。普通の地域には「国博士」というのが置かれてそこで教育が行われておったんですが、ここ、太宰府界隈の国々には「国博士」は置かれず。ここ、学校院で教育が施されよったがですね。ここが「学校院」跡と推測されるのは、ここの旧小字(ホノギ)が「学業」という名前やったからだそうです。
政庁跡や天満宮と違って、ここには、静かで長閑な空気が漂い、何とも言えぬ穏やかな風情になっちゅうがであります。もちろん、ひしひしと歴史の深さも伝わってきます。
ここ「学業」に佇んだひまわり太郎は、もっともっと勉強せんといかんな、と、決意を新たにするのでありました。