竹島町「命山」初登頂〔7246〕2023/02/16
2023年2月16日(木)晴れ!
冷やいねー。これが、この冬最後の冷え込みでしょうか。そして季節は春へ、春へ。
明後日は龍馬マラソンやけど、お天気、あんまし良さそうではないです。せっかくなので、真っ青な空と海を眺めながらの大会にしてあげたいけど、大自然は、僕らの思うようには動いてくれません。そう言えば、3年前、コロナ流行直前に開催された龍馬マラソンは雨だった。僕はなんとか完走できたけど、途中、ふくらはぎの筋肉が攣って攣って、大変やったのでした。雨の影響、あったでしょうね。今年は走らんけど、走られる方は、頑張ってくださいね。僕もまたエントリーできるよう、走り始めます。ボチボチ。
さて。大自然は僕らの思うようにならない、ということで言えば、トルコ・シリアの大地震は大変なことになってます。なかなか動いてなかった、そして動くことが予想できてなかった断層が動いたようで、建物の構造のこともあって、大被害につながっているようです。僕らも他人ごとでは、ない。
地震とその被害のありようは、その地震のメカニズムや地形、地盤によって、全然違ってきます。トルコ・シリアでは、その揺れによる建物の倒壊などが大きな被害をもたらしているように、見えます。
阪神淡路大震災も、大都市直下の断層が動いたことで、建物の倒壊等が被害を大きくしました。
東日本大震災では、地震の揺れもさることながら、被害を大きくしたのは大津波だったのは、記憶に新しいところ。新しいと言いましても、もう、もうすぐ12年になるけど。
僕ら、南海トラフ近くに住む住人にとっては、あの東日本大震災は衝撃でした。あれから、地震に対する味方が変わったのは事実。で、想定も対策も、大きく変わりました。高知県の海岸線にはたくさんの避難タワーが作られ、巨大堤防が構築されつつあります。僕は、「命山」を提唱しつづけてきたけど、費用とか土地とかの問題があるようで、ほとんどは避難タワー。
ここに、唯一完成した「命山」が、あります。竹島公園。ここは元々公園でしたが、そこに土盛が施されて小山になりました。見事な「命山」。
もう、完成して随分になるけど、今朝、初めて登頂してきたのであります。朝から散歩に訪れる方も多くて、普段から親しまれていることがよくわかりました。これが、大事だと思う。
つまり、大地震が起きたとき、いつも慣れ親しんでいる場所へ逃げる、ということ。普段は公園として、寛いだり子供が遊んだりできる場所であることがポイント。散歩したり遊んだりすることが、いつの間にか避難訓練になっている、という訳ですね。それが「命山」の、すごいところだと思ってます。
滑り台があったり子供が遊べる遊具があったり。そしてなだらかな、斜面。
こんなのが、あちこちにできたらいいね。
良いものができました。命山。