正蓮寺〔7244〕2023/02/14
2023年2月14日(火)晴れ!
今朝は、出勤途中に正蓮寺の坂の途中から高知市の夜景を撮影してみました。まあ、さすがに「途中」の場所ではないけどそれはそれ。なかなか良い風景でした。
高知県民は、この坂を「正蓮寺の坂」と呼ぶし、その坂の上界隈を「正蓮寺」と、呼びます。しょうれんじ。ところがいくら調べても「正蓮寺」という地名は、ない。円行寺は、ちゃんと円行寺という地名があるのに対して「正蓮寺」という地名はないのでありました。
なんで「正蓮寺」と呼ぶのか。それは、「正蓮寺」というお寺さんがある(あった)からと推察できる訳やけど、現在残っているのはこの「正蓮寺不動堂」。「正蓮寺神社」というのもあるけど、この界隈が「正蓮寺」と呼ばれる所以については、今朝の段階ではようわからんかったです。
その「正蓮寺不動堂」も「正蓮寺神社」も、ゴルフ場の中にありますね。正蓮寺のゴルフ場。高知県民が「正蓮寺」というと、普通はそのゴルフ場のことを言います。言いますが、そのゴルフ場は、高知では一番古く、四国でも二番目に歴史のあるゴルフ場「高知ゴルフ倶楽部」という名称で、どこにも「正蓮寺」という名前は入ってないけど、誰も「高知ゴルフ倶楽部」とは呼ばず、「正蓮寺」と呼ぶのはご承知の通りだ。
角川の「高知県地名大辞典」にも「正蓮寺」という地名はありません。あったのは「「正蓮寺高原」。「古くから高知市民には北山として親しまれてきたが、現在はその一部小坂峠付近の字正蓮寺を中心とする平坦面を限定して正蓮寺高原と呼称する。」だって。「正蓮寺」という地名はない、と書いてきたのはウソで、字としてはあったみたい。
この書き方だと、この界隈を「正蓮寺」と呼ぶようになったのは、どうやら最近になってからのこと、らしい。とすれば。「正蓮寺不動堂」があって、「正蓮寺」という字を含む土地にゴルフ場ができ、そのゴルフ場を「正蓮寺のゴルフ場」と呼ぶようになって、「正蓮寺」という名称が高知県人にとって一般的になってきた、という流れが妄想できますね。知らんけど。
どうでもいいですか?
この正蓮寺の坂の途中には、桜ヶ丘レジャーランドというのがありました。最後までボウリング場は残ってたけど、ネットで調べても僕のにっこりが出てくるばかり。ありましたよね?
若い頃、正蓮寺でゴルフして、そこから桜ヶ丘ボウルへ駆け下ってボウリングをして、「ボウリングのスコア」ー「ゴルフのスコア」で競ってはどうか、などと考えたことありますもの。そんなこともできた、正蓮寺。やらんかったけど。未明の夜景は、いつもながらに綺麗でした。