雪のはりまや橋〔7191〕2022/12/23
2022年12月23日(金)雪
朝起きたら銀世界。久々に、高知市内に積もった雪。高知にしたら、大雪でしょう。冬タイヤ装着率が0%に近い高知市なので、今日はかなりの混乱が予想されます。早めの移動、対処が必要でしょう。天気予報見たら、日中は晴れるようなので、今朝、今の時間がピークかも知れません。子供たちは大喜びだと思うけど、大人は大変だ。まあ、今日一日、気を付けて過ごしたいですね。
で、今朝、出勤途中、はりまや橋を撮影してきました。この手前がレプリカはりまや橋。これはこれで、観光客さんも写真スポットとして喜んでるようなので、まあ、いいか。ただ、なぜ、はりまや橋が観光名所なのかについては、ほとんどの観光客さんもあまり知らずに写真撮ったりしてますよね。ここは、なんとかしたい。
以前、ブラタモリの案内人をやらせて頂いた折、このレプリカ橋の前で、タモリさんに、よさこい節とはりまや橋について、お話をさせて頂いたこと、思い出します。何年前やったっけ。
よさこい節とはりまや橋については、このにっこりでは幾度も触れてきたので、マニアな読者の方(そんな奇特な方がいらっしゃればですが)はよくご存知だと思います。橋自体がポイントなのではなくて、橋の袂の小間物屋さんが、重要なのでした。その小間物屋さんは、このレプリカ橋から言うと電車通りを東へ渡った辺りにあったと言います。そこで、純信の弟子の若い僧、慶全が、お馬さんの為にかんざしを買ったのが、すべての始まりだった。よさこい節の物語のはじまりはじまり。
と、いう訳で、よさこい節のお話は、
第一部 お馬、慶全とその上司の純信の出会う
第二部 慶全、お馬にはりまや橋でかんざしを買う
第三部 恋愛沙汰がバレた慶全、破門になる
第四部 今度はお馬、純信と
第五部 破戒の恋愛が発覚、駆け落ちするも、琴平で捕まる
第六部 高知の城下で晒されたあと、追放
第七部 純信、こっそり会いに来るも、そのとき既に、お馬さんは・・・
第八部 お馬さんは江戸へ
最終幕 純信は、伊予の、ここで幸せに暮らす
という壮大なお話になるのかならんのか知らんけど、これをお話するの、ちょっと、得意だったりします。たぶん、今の高知で「よさこい節考」を語るとすれば、それは僕かも知れません。
まだ若い頃、郷土史に詳しいTさんが語る「よさこい節考」を聴いて、あたかもそこに居たかのようなしゃべり口を聴いて、勉強させて頂きました。
雪のレプリカはりまや橋。その、誰も通っていない新雪の上に、足跡をつけてきました。さあ、皆さんも今日は気を付けて、お過ごしください。子供たちは終業式。楽しい終業式になりそうやね。