鏡川土手の黄梅〔712〕2005/03/28
2005年3月28日(月)雨
よう降りますな。春の雨が昨日の午後から降り続く高知市内です。
ここは、早朝の鏡川、月の瀬橋と新月橋の間の南岸です。しっかりと降りしきる雨の中を走るのが大好きなひまわり太郎は、散歩を喜ぶ子犬のように雨の中へ飛び出して川沿いをたつくりまわって来てしまいました。
向こうには新月橋の灯りが見えよります。その向こうは、明治大正昭和とこぢゃんと栄えた遊郭街「玉水町」。今は静かな住宅街ですね。
さてさて、この土手のあちこちには白木蓮が見事に咲いちょりまして、散歩するヒト達の目を楽しませてくれよりますが、今朝ご紹介するのは「黄梅(おうばい)」。これ、黄梅ですよね?
春先にあちこちの水辺で見れる黄色が鮮やかな花。木犀科ソケイ属の、中国原産の植物。黄色い梅みたいに見えるし、咲く時期が梅と同時期なんで「黄梅」と呼ばれる訳ですが、本当はジャスミンの仲間やったがですな。なるほど。
高知城の西側のお堀にある黄梅が見事ですよね。今年はよう見に行かんかったですが、お堀に黄色い花々が枝垂れかかり、おっとろしいばあきれいです。今年はどんなでしょうかね。
もう、黄梅の季節も終わりに近づき、いよいよソメイヨシノ本番が近づいて来ました。今年は例年よりちびっと遅いみたいですが、楽しみでございます。