岡山駅と地理院地図〔6554〕2021/03/26
2021年3月26日(金)晴れ
今日の高知の予想最高気温は25℃。そろそろ夏か?
という感じやけど、コロナもなかなかしぶといので、油断してはいけません。松山とか、繁華街クラスターですきんね。僕も用心しながら、アルコール消毒液を携帯して、シュッシュしながら過ごしております。繁華街には近づいてないです。
久々の本州。いやー、ホント、久し振りにやって来ました。岡山。四国島内の移動はしても、なんとなく瀬戸内海を渡ってはいかんのではないか、みたいな雰囲気があったので。でもそんなことも言うてられんので、用心に用心を重ねて、岡山。繁華街には近づきません。
ここは岡山駅西口界隈。随分変わりましたねー。以前にも書いたことあるけど、僕は昔、大学を卒業してすぐの1年間、岡山市に住んだことがあります。岡山大学農学部畜産物利用学研究室の研究生として。その研究が身についたかどうかは内緒やけど、なかなか貴重な1年間ではありました。ジャズ研でも遊んだし。
そのジャズ研で、一緒にバンドやってた菅くんが、日本を代表する研究者になってて東大教授であることを知ったのは数年前。今は岡山大学の「エグゼクティブアドバイザー」も兼務してるんだそう。どんな仕事かは知らんけど。
彼はかなり異端の研究者として頭角を表し、メインストリームに駆け上がったようですね。いや、あの菅くんが、と、ビックリしました。僕もしっかりせんといかん。
で、岡山駅。写真は岡山駅西口。岡山駅の風景はすっかりと変わったけど、一番変わったのが西口風景でしょうねー。僕が住んでた頃の岡山駅西口は、まさに裏口という感じで、小さな駅舎に切符売る窓口が一つか二つあっただけ。それが今はどうだ。近代的なビルが立ち並んで、まるで岡山ではないみたい。
そこで、以前と今とを見比べてみようと地理院地図を見たら。
おう!
また、地理院地図が進化しているではないか!
今までもあった「年代別写真」をクリックすると、なんと「時系列表示」というのが現れたのでした。これ。
上部に年代を書いたバーがあって、白く表示されてる年代の航空写真を見ることが、できます。いちいち切り替えんでも、バーをスライドするだけで過去と現代を行ったり来たり。やるねー、国土地理院。どんどんと進化を続けておりますな。他の役所も見習おう。忖度ばかりしてる場合ではない。
で、岡山駅を見ると、2007年が最新。概ね現在と同じ風景やけど、ちと、違う。時系列表示で「1979~1983」というのをクリックすれば、僕が岡山で暮らしてた頃の航空写真が現れ、十字の場所が駅舎だったこと、わかります。こんなんでした。2007年は、これ。現在のはgoogleマップで、これ。と、いう訳で、今朝のこの写真の界隈に西口の小さな駅舎がありました。
ついでに「1945~1950」をクリックすると戦争直後の岡山駅。その頃は、駅の西側には入口すらなかったこと、わかります。
そう言えば高知駅なんか、こないだまで「北口」無かったですきんねー。今は普通に北からも南からも出入りしてる高知駅やけど、ついこないだまでは、南側にしか駅舎がなかったこと、既に知らない若い世代が生まれ始めているのがちと怖い。
地理院地図の今のところの課題は、「現在」の写真が古い、ということ。高知のは最新が2017年。新しいのとか詳しいのとかはGoogleに任せて、地理院と得意分野をこれからも進化させていくのかも、知れません。
そんな訳で、あとひと仕事して、帰ります。車は坂出駅前の安い上限設定がされてるパーキングに、停めてます。夏の陽気でコロナも弱ってくれると、嬉しい。