跡地の跡地は〔6455〕2020/12/17
2020年12月17日(木)晴れ!
コロナ禍中ではありますが、来年度、つまり2021年度から、高知県立国際高等学校が開学し、その入試が行われます。
西高と南高と南中と国際中と国際高の関係と、移行のスケジュールって、ご存知っすよね。ご存知とは思うけど、ややこしいので、今朝はそれを整理してみましょう。
まず。そもそも存在してたのが西高校と南高校と南中学。南高校と南中学は中高一貫の県立学校ね。そこに西と南の統合話が持ち上がり、新たに国際高校、国際中学としてスタートすることが、決定。
まず。
2018年4月に、西高校の横に国際中学が、開学。新入生の受け入れを始め、今年度、つまり2020年度に3学年まで揃いました。で、今までは南高校も南中学も、そして西高校も、今まで通り存在してて、1年生から3年生まで全部、在籍しております。つまり今年度は、南高校、南中学、西高校、国際中学が、全学年存在しているという訳だ。ここまではいいかな?
そして来年度。2021年4月に国際高校が開学し、国際中学からの持ち上がりと高校から入学してくる生徒を合わせて、1年生のみが在籍する年となるのでした。
南中学、南高校、西高校は生徒の募集をしないので、来年度は1年生が居ない、2年生、3年生だけの学校と、なります。
再来年度、つまり2022年度は、国際高校が1年生と2年生、南高校、南中学、西高校は3年生のみの学校となり、再々来年度、つまり2023年度に、国際高校が3年生まで揃い、中高一貫国際中・高が完成して、南高校、南中学、西高校は、閉校となる、というスケジュールなんですね。なかなかややこしい統合計画やけど、まあ、諸々の事情でこうなりました。
で、手元の「月刊土佐」35号、1987年10月号。
毎号に「高知県情報パック」というコーナーがあるのですが、その号の「高知県情報パック」の一部を撮影しました。そう。
高知南高校が開校
県下36番目の県立高校として、1987年(昭和62年)に開学した、南高校の記事。そうでしたそうでした。桟橋の競馬場跡地にできたのは、そんな頃だった。国鉄がJRになった頃でした。上記のように2022年度を最後に閉校となるから、36期の子供たちが、南高校を巣立っていったことに、なりますな。36年。アッと言う間の36年。
南高校開学前は、こんな感じの競馬場。そして現在がこれだから、競馬場の文脈の延長線上に、南高校とわんぱーく高知があること、よくわかります。競馬場のコーナーカーブが、今も道路に残っています。競馬場跡地に南高校ができた訳やけど、その南高校の跡地って何になるんだろう。跡地の跡地。
南高校開校の記事。感慨深いもの、あります。
諸行無常。ゆく川の流れは絶えずして・・・て感じか?