筒美京平、ビートルズ、フランス積み〔6390〕2020/10/13
2020年10月13日(火)晴れ!
今朝は良いお天気。昨日は暑かったけど、今日も暑くなりそう。高知の予想最高気温は29℃ですきんね。夏みたい。善き哉善き哉。
昨日、作曲家の筒美京平さんが亡くなられたというニュースが飛び込んできました。
もうね。この作曲した曲のリスト、僕らの世代なら、まさにど真ん中ということ、わかります。すごいね、すごい。
この中から一番好きな曲は?などと言われても、選ぶのは不可能。それもこれもそれもあれも、記憶に残る、今も歌える歌ばかり。
そうやねー。
C-C-Bの「Romanticが止まらない」は、ティックとチックの話で触れたことあるけど、印象深いっすね。松本伊代では「テレビの国からキラキラ」でしょうか。野口五郎ならもちろん「甘い生活」で、郷ひろみの「裸のビーナス」は小学校の修学旅行を思い出す。
キョンキョンは「ヤマトナデシコ七変化」が好きやったねー。
誰しも、自分が子供の頃や若かった頃に親しんだ歌、音楽というのは、いつまでも脳裏に残っており、身体に染み付いており、優れた楽曲かどうかは別にしても、聴くだけで素敵な気分になれるんだと思う。そんな意味で、筒美京平はど真ん中なのでありました。
僕にとっては、ビートルズなんかも、そう。小学生の頃の、自宅の匂いを思い出すビートルズ。
こないだ「Let It Be」をBOOK OFFで購入、車で聴いてるけど、とても素敵な気分になります。今更ながらやけど。
そのアルバムにも収録されてる、ビートルズ最後のライブとなった「ルーフトップコンサート」。バラバラになっていくビートルズの、最後のライブ。
映画の「Let It Be」でも見たけど、「EIGHT DAYS A WEEK」というビートルズの軌跡を描いた映画のラストシーンも、その「ルーフトップコンサート」の風景でした。
当時、ビートルズ設立の事務所、アップル・コア社の本社があったビルの屋上で、映画「Let It Be」撮影の為に突如行ったゲリラライブ。
ビルの下を通るサラリーマンとかが突然始まった大音響のライブを見上げてるのが印象的。
その動画を見てて、ビートルズの背後にレンガ積みが見えるのが気になったのは、僕だけかも知れません。どんな積み方だろうと。本場イギリスロンドンのレンガ積みだから「イギリス積み」か?
と思いながら見てみたけど、なかなか複雑な積み方で、よくわかりませんでした。装飾的な積み方かも知れんし。
そこで、その旧アップル・コア本社のビルをストリートビューで見てみたんですね。
それが、これ。特に案内場や説明板がある訳でもないんだ。普通のビル。ロンドンのサヴィル・ロウ3番地で検索したら、出てきました。このビル。このビルの屋上で、半世紀前、ビートルズがGet BackやI’ve Got A Feelingを演奏し、それがビートルズ最後の公開演奏になったのでした。
壁面のレンガを見てみると、フランス積みではないか。フランドル積みとも言うね。お洒落。
高知では、仁淀川町大崎の川口橋の橋脚くらいにしか見ることができない、フランス積み。レンガの積み方でも一番美しいとも言われる、
トンツートンツー
ツートンツートン
の積み方でした。もちろんレンガ積みのビル、という訳ではなくて、多分に装飾的な意味合いのあるレンガ積みやと思うけど、さすがアップルのビルはお洒落だ、と、変なところで感心してしまうのは僕くらいかも知れません。
今の日本で、レンガ積みみたいな装飾壁見てみてください。ほとんどが、なんの変哲もない長手積みですきんね。
筒美京平さんの訃報にまつわるブログは多いと思うので、僕は、筒美京平さんからビートルズ、レンガ積みの話につないでみました。
ところで、上で、松本伊代の「テレビの国からキラキラ」と書いたけど、こんな動画を見つけました。あのね。ちょっとね。バックダンサーも含めて、なんというか、すごい。筒美京平さんも、きっと大喜びしてると思います。知らんけど。