昔と今と〔6319〕2020/08/03
2020年8月3日(月)晴れ
よく言われることやけど、このコロナ騒動が10年前に起きてたら、20年前だったら、どんなことになってたでしょうね。iPhoneが発売されたのは13年前。これほどのネット環境になるとは、20年前には、想像もできんかったと思います。
だから20年前だったらリモートワークなんぞというものは、夢のまた夢。みんな、どんな風に仕事してたんでしょうかねー。
でも、iPhone発売から13年「も」経つ訳で、気付いてみたら、いつの間にか世の中はすごいことになってました。コロナ騒動がなければ、ネット環境のこと、そんなに意識でんかっただろうし、使いこなすこともなかったんだろうと思います。思いますよね。
そんな一つが「オン飲み」。オンライン飲み会で、このにっこりでも幾度か書いたように、僕はもう「オン飲み」の上級者になりつつあります。飲み会で使うのは、ほぼほぼ、zoom。だから「zoom飲み」。
一昨日の土曜日の夜も、zoom飲み、やってました。今回は、学生時代の某サークルの仲間たちとのzoom飲み。その「某サークル」の素敵な日常については、以前にもちょっとだけ、書きました。
今回は、東京が数人、大阪1人、名古屋1人、そして高知の僕。久々に楽しい話ができて、良い時間を過ごさせて頂きました。遠く離れた者が、気軽にゆっくり飲み会できる、というのは、コロナ騒動にならんかったら気付かんかったですね。そんなことしよう、という発想が、なかった。インフラは既に整ってたのに。
もう、定年になったり定年近くなってきたメンバー。やけど、こうやってしゃべると、あのバカ騒ぎをしてた40年前に、戻ってしまいます。そうか。もう、40年か。
今朝の高知新聞。武吉孝夫さんが昭和51年に撮影した高知市の風景写真を、見開きで紹介してました。昭和51年。1976年。今から44年、前。僕は中学3年生。ついこないだ、みたいな気がしてますが、こうやって当時の写真を見ると、風景、随分と変わってしまいました。たしかに、懐かしい。
自分としては、追手前小学校の西側の写真が、特に懐かしい。あの角の切手屋さん。小学校の校舎。
曙町1丁目の学生アパートも懐かしい。中学校の時の理科の先生が、高知大学を卒業して間もない先生で、まだ、こんな感じのアパートに住んでました。この写真のアパートではないか?と思うくらい、こんな雰囲気のアパート。黒板の「下宿代を早急に入金して下さい。」と書き殴った字。時代やねー。
電話は個人では持ってなくて、呼び出し。テレビもないので、世の中の情報は新聞から。友達との待ち合わせは、時間と場所を正確に打ち合わせとかんと、逢えません。なにかが壊れたら、修理を頼むか、電話で方法を聞いてました。調べ物は百科事典で。
そんな時代やったけど、不自由は感じでいませんでした。
もし、コロナの今、ネット環境がなかったら。と思うけどそれはそれ。たぶん、それなりに生活し、それなりに社会はまわっていたんだろうと、この昭和51年の写真を見て、思ったことでした。人類は、意外としぶとい。
時代時代。その時その時の環境で、楽しむ。最善を尽くす。頑張る。そうやって人間は生きてきた。
さあ。月曜日の朝。暑いけど、頑張って仕事仕事!