星に願いを〔6208〕2020/04/14
2020年4月13日(火)晴れ
雲ひとつなく晴れ渡った春の空。でも、風が強い強い。少し肌寒さを感じるくらい、風が吹いてます。昨日、会社から四国山地を見たら、山は雪を冠って冬みたい。季節は春と冬と夏の間を行ったり来たりですね。まあ、地球ってそんなもんだ。
写真は今朝、4時半の鏡川河口。鏡川大橋北詰の堤防の上から撮影しました。強い風が川面を騒がせながら、吹き抜けてゆく。左端には五台山。正面には、弘化台の市場が一際明るく輝いてます。
空を見上げると月齢20のお月様。若潮。
そう言えば、この季節の大潮って、貝掘りに絶好でしたよね。
幡多酪農組合の磯遊びもこの時期だし、Jr.1号2号が小さい頃は、よく、香川の有明浜へマテ貝掘りに行ったもんでした。今も、あそこではたくさんのマテ貝が採れると聞くけど、子供が大きくなってから行ってないですねー。ああ。そろそろ、行きたい。
マテ貝採って、うどん食べて。
でも、今年はそれどころではないコロナ騒動になってしまいました。いろんなことが制約されると、いろんなことの有り難さ、楽しさが、よくわかります。いや、ホント。
一昨日の日曜日、家での過ごし方のバリエーションをいくつか書いたけど、そう言えばこんな楽しみもありました。
夜空を見上げる。
夜、ゆっくりと空を見上げる、というのもいいですね。家のベランダから。ヤギリから。誰もいない、川の土手の上から。
今朝の空では、お月様、木星、土星、火星が仲良く並んでました。
月の左、一番明るい星が木星。その左が土星で、その左が火星。月から火星にかけての線が、僕らが地球のどんな場所に居て、軌道面からどんだけ傾いてるのかを教えてくれる。僕らが太陽系のどの場所で、どんな傾きで居るのか、体感できます。宇宙を感じるひととき。
上に、ヤギリと書きました。そう。屋根の上にしつらえられた、物干し台のような施設を、僕らは「ヤギリ」と呼んでます。以前、物干し台のことをヤギリと呼ぶのは高知だけ、という発見をし、じっくりとヤギリについて考察したこと、あります。
まだ、高知にビルが多くなかった頃、ヤギリは360度のパノラマが広がる展望台。天体観測所だった。
もう、ヤギリを見かけることも、減りました。夜空を見上げるには、ちょっと外出せんといかんかも知れません。家の前の、誰もいない土手上や広場に出て、見上げてみましょう。
夜明け前。南の空にはさそり座が鎮座ましまし、アンタレスが赤く輝く。夏を代表する星座、さそり座。
晩ご飯を食べた後、見上げた空にさそり座が輝くのは、夏。
晩ご飯を食べた後、見上げた空にさそり座が輝く頃、世の中はどうなってるんだろう。
願わくば、空を見上げる暇もないくらい、宴会、おきゃくで忙しいことになっていますように。
そうなった時の為に、今のうちにいっぱいいっぱい、夜空を見上げておこう。
もし、星が流れたら、コロナが早く終息しますように、と願いましょうね。