アンテナと月と土星と木星と火星と冥王星〔6182〕2020/03/19
2020年3月19日(木)晴れ!
良いお天気。昨夜、医大近くの駐車場の車を置いて、走って帰りました。ので、今朝は医大近くまで自転車出勤。まだ真っ暗い国分川沿いを自転車で走るの、心地よかったです。
知寄町から北上し、大津バイパスを東進、そして田辺島で国分川沿いに出て、あとは川の土手上を走る。
田辺島では、長宗我部の重臣にして勇将、福留隼人を祀った隼人神社さんにもお参りしてきました。石段はチャート。戦国の匂いを感じさせてくれる田辺島は、昔も今も、津波や洪水から住民を守る命山。
さて。
目の前には、田植えをひかえた田んぼが広がる長閑な風景。田んぼの中に屹立するのは、RKCラジオのアンテナ。正式には「RKC高知放送大津ラジオ送信所」というらしいです。高さは130だから、五台山くらいありますね。なかなか立派なアンテナ。
あの根本は住宅展示場になってます。
アンテナの上にはお月様。そしてあのお月様の周辺には、今、惑星がいっぱい集まってます。いや、実際に集まってるんではなくて、丁度、お月様の方向を公転してる訳だ。
お月様の左斜め上にすぐ見えるのは土星。
右上の明るい星が木星。そのすぐ右に火星。
実は、木星と月の中間くらいに冥王星がいるんだけども、もちろんこの写真では写ってません。冥王星、惑星じゃなくなったし。
左下に僕の影も写ってますね。なかなか良い写真が撮れました。朝、5時過ぎの大津。
ラジオの送信所は、RKCはここで、NHKは新木にあります。ここ。
RKCラジオと言えば、ついこないだ、FMでもRKCラジオが聴けるようになった、と、ニュースでやってました。調べてみると、いわゆるFM補完放送というやつ。通称「ワイドFM」。
なんで、FMでAMが聴けるようにするのか。
RKCによりますれば、AMは電波障害や障害物に弱く、また、スマホではFM受信ソフトができてきてたりするので、その対策とのこと。
でね。
こないだ、放送関係者の方と飲んでて、実際のところどうなのか、聞いてみました。
AMラジオって、このアンテナ見てもわかるように、なかなかインフラにお金がかかる。130mですきんねー。
ネット社会になり、AMラジオをラジオ電波でそのまま聴くリスナーが減ってきた昨今、その設備維持が大変になってくる。FMだと、それほどでもないんだって。
だから、これから、ラジオ業界はたぶん、止むに止まれずワイドFMの方向へと走るんではないか、とおっしゃってました。酒飲みながらの与太話なので、嘘かホントかは、知りません。
でもまあ、こういった社会構造はどんどん変化してますきんね。アリそうな話では、ありました。知らんけど。
ちなみにRKCのワイドFMのアンテナは烏帽子山。地デジのアンテナの場所やね。テレビ高知のテレビ塔を借りてる、あれ。
新型コロナの影響で世の中大混乱。これをきっかけに、また、社会のあり様が大きく変わりそうな気もします。スマホ、ネット、SNS、そしてAIによって、社会はどう変わるのか。遺伝子技術もね。
そして、いつかこのアンテナも役割を終えるんでしょうな。遺伝子技術は関係ないけど。
その日が来ても、空には、今朝と同じように惑星が輝き、お月様が空を巡る。
柄にもなくロマンチックな気分に浸りながら、国分川の土手を自転車で走る朝。
さあ。そんなことより仕事仕事!