眉山の裸足感覚〔5958〕2019/08/08
2019年8月8日(木)晴れ
今朝は徳島。昨日、下道を車で走ってやって来ました。夜は秋田町でお客様と会食。良い、徳島の夜を過ごさせていただきました。で、今朝は5時に起きだして眉山RUN。徳島と言えば眉山。
2011年の冬、業界の寄り合いで徳島へ来た際、帰りのバスまで時間があったので、ロープウェイで登り、革靴のままで山道を下ったこと、あります。
2016年春には、東側の眉山パークウェイという車道を駆け上がり、2011年と同じ山道を駆け下りました。
今朝は。2016年とまったく同じルート。眉山は標高277m。筆山の倍以上の高さ。車道を駆け上がると、結構、きます。まだ着かんのか?という感じで心臓ばくばくしながら、山頂。山頂からの見晴らしは最高ですね。吉野川河口の平野、徳島市街、瀬戸内海、果ては和歌山県まで見晴らせる眺望絶佳の山、眉山。びざん。
でね。
頂上から、ロープウェイのルート近くの山道、駆け下ってたんですね。かなりの急坂。すると、足元がなんか、おかしい。ぺたぺたする。見てみると、右足の靴、底が本体から外れかけてぺたぺたなってるではないか。
そうか。実は、最近の気温の中で走ると、靴は汗でぐちゃぐちゃになってしまいます。ので、一度走ると、洗ってます。でも、靴は、洗うとなかなか乾きにくいんですね。昨日、靴を持ってこようとしたらまだちょっと乾いてなかったので、下駄箱の奥にあった、随分と以前に使ってたランニングシューズを持ち出してきたのでありました。まだ、十分使えそうだ、と思いましてね。そう。そう思ったんです。そのときは。
でも、やはり経年劣化が進んでた、ということでした。
ぺたぺたと下ってると、なんと左足の靴底も仲良くぺたぺた。ああ。これは歩きにくいし、危ない。それでもなんとか、ぺたぺた下ってたけど、もう無理。これ以上無理。ということで取り外しました。バランス悪くなるので左足も。
写真は、その取り外した直後の、僕の足。それと靴底。左足の脛には、まだ、こないだの傷が残ってて、痛々しい。
この山の石は、緑色片岩。そう、緑色片岩の露出が楽しい眉山。右手の石垣も緑色片岩。徳島と言えば緑色片岩ですきんね。
靴の話でした。
靴底がなくなった靴は、薄い布だけが、僕の足と地面の間を隔ててます。この靴でここから駆け下りました。ちょっと、変な不思議な感覚。昔の人は、こんな感覚で山歩きしてたんだろうか。地面の自然がそのまんま、ダイレクトに足裏に伝わってくる。
陸王という小説ドラマがあったけど、あれは裸足感覚に近いランニングシューズを作る物語だったですよね。読んでないけど。で、今日のこれ、まさに裸足感覚。でもちょっと裸足感覚過ぎて、山を下りてからアスファルトの道を走ると、衝撃が身体にズンズンきました。
アベベ・ビキラは偉大であった。