潮江橋南詰めの八手の花〔590〕2004/11/26
2004年11月26日(金)晴れ
益々夜が明けるのが遅くなってきましたね。もうすぐ12月です。
ここは鏡川、潮江橋南詰め。夜明け前です。橋の袂のすぐ東に祠がございます。その裏手に、ご覧のように八手(やつで)の花が咲いちょりました。その向こうに潮江橋の灯りが見えちょりますね。
八手は、ご存知の様に、昔から日本に存在する植物です。五加(うこぎ)科、ヤツデ属ですね。日本では「天狗の羽団扇」とも言います。天狗が、この八手を打ち振って魔力を発揮するイメージが思い浮かびますな。
と、言うことで、今朝はこの葉っぱを手のひらに見立てて指の数を数えてみました。微妙に裂けちょったりしますので、正確には判断しづらいですが、7本のやつが多かったみたいです。9本のもありました。問題の8本指は、裂け目を判定するかどうかで際どいところですが、たしかに有ったようです。でも、奇数のやつが多いですね、本当は。
八という数字は、昔から、数が多いことを意味する数字なので、正確を期する必要はないのでしょう。
八手の場合、葉っぱに目をとられてしまうので、どんな花が咲くのかあまり知られちょりませんよね。今の時期、ご覧のような白い花を咲かせます。実をつけるのは春になります。