小田原から大平台、箱根駅伝の道〔5896〕2019/06/07
2019年6月7日(金)薄曇り
今朝は小田原。昨日の午後、Jetstarで成田まで飛び、やって来ました。バスより安い、LCC。
今日は、御殿場でお仕事。なので、昨夜は小田原泊まり。久々ですね、小田原。6年前、小田原の海岸から、にっこり書いてます。
その時も書いたけど、高校卒業して大学へ入学する際の、大学の学部オリエンテーションが、箱根湯本でした。まだ18歳、19歳がほとんどの学生集めて、お酒飲みながら懇親を深めていたあの頃。そんな時代でしたね~。いや、そんな時代だった。
で、箱根湯本から小田原まで、前の晩に初めて出会った僕たちは、飲み会で既に仲良くなっており、連れ立って歩いたんだ。箱根湯本で通りすがりの人に、小田原まで歩いてどれくらいですか?と尋ねたら「15分くらい」と言うもんだから。騙されました。15分歩いても、着かない。また、通りすがりの人に尋ねる。「こっから15分くらいだよ」。更に15分歩いても、着かない。また、尋ねる。「15分」。いつまでたっても15分。結局、1時間以上かかって、小田原駅に到着しました。
あの頃は、当たり前だけど、スマホも携帯もなかったしね。距離感が、全然わからんかった。
Googleマップで計測すると、箱根湯本から小田原までは、約6km。15分では、無理だ。箱根駅伝の選手が1km3分ちょっとですかね。3分で走って18分。15分だと、箱根駅伝の選手より速いではないか。
そんな訳で、今朝は一人箱根駅伝、やってきました。朝4時半に小田原駅前をスタートし、途中から国道1号、つまり、箱根駅伝5区のルートを、走りました。箱根湯本を抜け、今は通らなくなった函嶺洞門左に見ると、坂が突然急坂になる。なるほど。こんな感じか。
更に、塔ノ沢を過ぎると坂の勾配は更に急になり、山登り、という感じになってくるんですね。こんな感覚で、箱根の選手たちは坂を感じてるんだろうか、などと想像しながら、それでも山の緑を楽しみながら走ることができました。いやいや、苦し心地よいとはこのことだ。
今朝は、仕事の時間があるので、大平台まで。
大平台の標高は、345mくらい。ちょうど良い感じの、朝ラン10kmちょっと、でした。で、時間があったら、一度、芦ノ湖まで走ってみたい、などと思ってしまった。やっぱしね。箱根の5区、走ってみたいではありませんか、全部。
写真は、大平台の駅前。
箱根登山鉄道大平台駅。
こんな険しい山に登山鉄道が敷設されたのは、大正時代のこと。しかも、電車で。土讃線よりも早いのね。箱根は、外国人環境客にもとても人気があるし、その観光地としての開発は、早い。そして今も人気スポットであり、新しい道路もできてきた箱根。
この大平台から登山電車で箱根湯本、乗り換えて小田原へと帰ってきました。
箱根は地質が面白い。小田原は歴史がとても面白い。小田原、国府津、東海道線、などなどの鉄道史も、これまた面白い話が山盛りなんだけども、今朝は時間がないので、ここまで。
早朝一人箱根駅伝、苦し楽しかったです。
さあ。仕事仕事。