モノレールとこんこん山〔5800〕2019/03/03
2019年3月3日(日)曇り
昨夜、夢を見た。
五台山の牧野植物園に、新しく造成されている「こんこん山広場」の夢。その、新しい広場に子供たちが溢れている。見てみると、そこがスモモ畑であった時に使われていたスモモ運搬用のモノレールを利用して、子供たちが乗って遊ぶアトラクションになっていたのである。丁寧なことに、山上駅と麓駅が木造平屋のアンティークな建築で建てられているではないか。モノレールは、五台山に自生する珍しい植物の間を走り抜けるので、学習も、できる。「こんこん山広場」はそんなアトラクションも楽しめる場所になっていたのか。
と、思ったら夢だった。
そんな訳で、今朝は会社で一仕事済ませた後、確認のために五台山を走ってきました。まだ、雨は落ちてきません。
「こんこん山広場」には、そんなモノレールのアトラクション、ありませんでした。当たり前だ。でも、その山は、元々はスモモ畑だった。
ここが、混々山。こんこん山。ここに、新しい広場ができつつあります。2010年に牧野が大幅に拡張され、新しい本館や展示館ができる前の航空写真が、これ。山中だけども区画されているので、畑であることはわかります。たぶん、スモモ。一面のスモモ畑。そのスモモ畑の中に、新しい本館や展示館ができました。左側のが本館で、右側の逆U字型の建物が展示館。その二つの建物をつなぐ回廊は、スモモ畑を突っ切っていました。
この度、その両脇のスモモ畑も全部植物園の敷地となり、広場が造成されている、という訳だ。
すでに入れるけど、芝生は養生中で、通路と展望台しか歩けません。でも、雰囲気は味わえる「こんこん広場」。そこには、そこがスモモ畑であった痕跡を残そうと、そこに植えられてたスモモの老木がそのまま残され、説明板がつけられてました。
モノレール。
牧野植物園南園から、お馬が純信のもとに通ったという「お馬路」を降っていく途中で、斜面のモノレールを撮影しました。五台山では、いたるかしこにあります。果実運搬用のモノレール。主にスモモですが、みかんも運ばれているモノレール。
本館と展示館をつなぐ回廊の脇までモノレールが来てたので、それができるまでは混々山の上まであったんだろうと思います。山中の、藪の中をぐんぐんと走るモノレール。乗ってみたいぞ。
この運搬機、高齢化社会である山の中で、かなり有効に使えるんではないか、と、思いました。実際、山腹の神社にお参りする高齢者を乗せた果樹運搬用モノレール、見たことあります。
東京モノレールはこれからどうなるかわからんけど、中山間では、モノレールが未来の乗り物になったりしないだろうか。などと昨夜の夢のつづきが頭の中でグルグル。