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三嶺の粘菌〔5639〕2018/09/23

三嶺の粘菌

2018年9月23日(日)晴れたり曇ったり

お彼岸。良いお天気になりました。今日は午前中、山へ。こないだ、脳科学者の澤口俊之さんの講演の話を書きました。先生曰く、人間の社会生活において、前頭前野の働きが、とても重要であるんだそう。で、前頭前野の働きを活性化させる一番良い方法は、適度な有酸素運動。そして、大自然の中に身を置いたリフレッシュ。そう。そう言うてました。

そこで今朝は、5時前に起き出して車を走らせ、三嶺へ。

とは言え、今日は山頂を目指しません。目的は森の中。

 

三嶺。高知県の登山愛好家から一番高い評価を受ける、山。三嶺の魅力は、その山の大きさと、森の深さ。原生林。地球の自然がそのまんま、そこにあることの、魅力だ。

三嶺の森の中で、一人。大自然に抱かれていると、感じる時間。そんな、この上ない贅沢な時間を楽しめるのが、三嶺。

もちろん、4時間以上かけて登る頂上の風景は素晴らしく、達成感も極上。だけども、三嶺の一番の魅力はやはり、大きな大きな森の中にあると、僕は思う。

 

今日は、頂上を目指さず、森を満喫することにしました。粘菌も探したかったし。粘菌探しは、じっくりまったりなので、時間がかかるのであります。

 

三嶺の森には、たくさんの朽ちた木。自然そのままと言うことは、倒木もそのまま転がっているということ。倒れてからかなりの時間が経過し、腐朽が進んだ巨木。まだそんなに経ってない、そのまま柱に使えそうな、木。あちこちにゴロゴロ。腐った木は、土に帰り、その土がまた、森をつくってゆく。自然の循環。大自然の輪廻。

樹木を形成するのはセルロース、そしてリグニン。なかなか分解できないので、森には倒木がゴロゴロ転がる。特にやっかいなのはリグニンで、それを分解する生き物が居なかったことにより、倒木とともに二酸化炭素が土中に固定され、酸素濃度が上昇、地球の寒冷化が進んだのが石炭紀。そのまま進むと、また、地球は全球凍結への道を進んだかも、知れない。

その状況を打ち破ったのが白色腐朽菌。サルノコシカケとかね。その菌類が、リグニンを分解し、再び地球の大気に二酸化炭素が戻ってきたのでありました。

 

でも、白色腐朽菌などの勢力が強くなりすぎると、分解が進み過ぎ、二酸化炭素の濃度が上がりすぎる。でも大丈夫。そんな菌を食べる生き物がいます。そう。粘菌。またの名を変形菌。粘菌は、地球の森の環境バランスをとる生き物。南方熊楠。昭和天皇だ。

 

今日の三嶺の森には、たくさんの粘菌が、居ました。なかなか肉眼では見えない。デジカメのズームマクロを駆使して、たくさん撮影してきました。

ただ、キノコとの区別が難しく、素人の僕には無理。帰ってきて図鑑見てみたけど、ホントに、似てるのもあって苦労する。

 

この写真のは、たぶん、粘菌。クダホコリが、子実体を形成しつつあるんだと、思う。

昨日、三宝山で見たような、アメーバ状の変形体は、よう見つけんかった。でも、子実体みたいなのは、いくつか写真に撮って帰ってきました。ズームマクロでね。

ああ。粘菌。「生きる」とはどういうことか考えさせてくれる、粘菌。

 

さあ。程よい有酸素運動。大自然の森の中。

活性化された前頭前野で、明日からも頑張ろう。


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