青柳橋の、月〔5613〕2018/08/28
2018年8月28日(火)晴れ!
良いお天気。
ここは今朝、4時過ぎの青柳橋。最初の青柳橋は、明治4年に架けられてます。五台山と稲荷新地を結ぶ橋。浦戸湾界隈の河川で、明治になって最初に架けられた本格的な橋が、青柳橋。それだけ、五台山方面と新地方面を結ぶ交通需要があったということか。青柳橋を、高知新聞を棺に入れた葬列が渡ったのが明治15年。自由民権運動の高揚記事を掲載した高知新聞が、当局によって発行禁止処分を受けたことに抗議する「新聞の葬式」ですな。
本町を出発した葬列は、稲荷新地を通り抜け、青柳橋を渡ったと言います。このコース取りも憎いね。当時の高知一の歓楽街、稲荷神地をわざわざ通り抜ける演出だ。
空にはお月様。
昨日、お月様のことを書いた際に「月のワルツ」のこと、書きました。チャンドラマハルの王子様だ。あの素敵な歌詞をつくったのはご存知湯川れい子さん。歌の始まりは、こう。
こんなに月が蒼い夜は 不思議なことが起きるよ
どこか深い森の中で さまようわたし
月が蒼いと、不思議なことが起きる。なるほど。蒼い月というのは珍しいですきんね。
ところで青い月で思い出すのは「月がとっても青いから~」。
月がとっても青いから 遠回りして帰ろ
恋人二人が、青い月の下、時間をたっぷりと楽しみながら遠回りして家路ににつく。そんな風景。ここで出てくる青い月は、ロマンチックな雰囲気を盛り上げるお月様。
そうそう。今、火星が大接近していて、夜になると南の空で赤く輝いてます。が、火星から見た夕焼けは青い。そう。火星の夕焼けは青いんだそう。理由は色々あるけど、ややこしいので、調べて見てください。
火星の青い夕焼けの動画を探してたら、また、こんなのが出てきました。まあね。どこで撮影してるのか知らんけど、月に構築物とか、火星に生物とか、こういった類のネタは果てしなく出てきますね。陰謀論とか、差別的とんでも言説と同じ。
あなたは政府やマスコミに騙されている。真実は、こうだ。という類の話ね。スマホの普及でどんどんと情報が溢れるようになり、そういったネットの流言を、本当に信じてしまう輩がでてくることが信じられない。ネットリテラシーの向上が求められます。
実際の世の中は、そんなに軽くて陰謀めいていない。もっと、神秘的で美しい。
青い月、ブルームーンは、めったに見ることができないもの。だから、”once in a blue moon”は、極めて稀なこと、という慣用句であるとウィキにも書いてます。
生き物の姿形や生活、地球の見事な成り立ちとプレート運動、岩石の美しさ、青い夕焼け、青い月。
大自然は、神秘的な驚きと発見と魅力に満ちているから、僕にはUFOも陰謀論も必要ないのだ。
月がとっても青いから~