高校は、文化だ。高校生は、可能性だ。〔5416〕2018/02/12
2018年2月12日(月)晴れ
良いお天気。良いお天気ですが、昨夜は雪が降りました。迂闊にも、朝まで気付かんかったけど。しかも、山はかなりの大雪。昨日、雪におだっていたバチが当たりました。高速道路は南国インターから先、通行止めではないか。ここまでなってしまうと、万事休すか。
なんとか冬タイヤ規制での通行、復活してもらえないのだろうか。本当に、強く、思う。
さて。
そんな高知の朝は、雪景色。建国記念日の振り替え休日で、通勤ラッシュがなかったのが幸い。平日だと、もっと混乱していたんだと思う。家の近所の鏡川大橋は、路面凍結のため、通行止め。これは珍しい。歩いてみると、確かに、これは危険だ。
坂を上るのにスリップするのはまだ良いけど、下りが滑って止まらんなるのが危険。しばらくかかりそうな気配でした。
そんな雪景色の高知で開催されているのが、「高校対抗!第4回高知家の牛乳料理コンクール」。昔からやっていた牛乳料理コンクールですが、それを高校対抗にしたのは3年前。
これは、良い。毎年、ワクワクするような牛乳料理が出てくる。すごいですね、高校生。もちろん引率の先生も力入ってます。
発想豊かな、そしてアイディアや工夫に満ち溢れた牛乳料理を食べるの、毎年楽しみになってきました。主催者の一人として、こんなに嬉しいことはない。
このお天気ですきんね。
山間部からの参加校、来れるのか心配しました。嶺北高校とか、四万十高校とか。無事、到着できて良かった良かった。
この催しは、牛乳の消費拡大を目指すもの。ここで選ばれた優秀作品を、広く、皆に広めていくこと。この方法を考えんといかん、と毎年思ってます。予算がなければないで、方法もあると思う。イマドキの方法でね。県の方も、今年は色々と予算をつけて考えているとのことなので、楽しみ楽しみ。
ところで、高校というのは、すごい。色んな地域に、様々な高校。特質のある教育が行われ、その地域や学校の特色を活かした数々の取り組み。
これはもう、「文化」だ。
右手前のチームは室戸高校ですが、右下隅、腕の上に見えるパックは室戸の地元スーパーで買ってきた「マンボウ」だって。さすが、室戸高校。
最近よく考える。過疎の地域にある高等学校の存在意義。
これはもう、とてつもなく重要なものである、と、近年ようやく見直される風潮が、少しだけ、出てくるようになりました。
高校がなくなると、その地域で育った子供も、16歳になると地域から出て行くことになる。それで、地方活性化の努力をせよ、などと言われてもね、という負のスパイラルが生まれる。そんな政策だけは、絶対にやってはならない。
こうやって、色んな、本当に様々な特色を持った高等学校が集まって頑張っている姿を見ていると、高等学校のあり方、存在意義というものを、強く強く感じるのでありました。
雪の道。気を付けて帰ってくださいね。