潮江橋の七変化、梅ノ辻の池知牧場〔538〕2004/10/05
2004年10月5日(火)曇り時々雨
沖合にはまたまた台風が発生しました。22号ですね。その後を追いかけて熱帯低気圧も発生しちょります。用心用心。
さて、今朝は鏡川潮江橋。橋の南詰から桟橋通り方面を撮影してみました。電車通りの突き当たりが高知港。突き当たりを左に折れて少し行くとフェリー岸壁があります。この港界隈は、戦後、工業地帯として栄え、ひまわり太郎が子供の頃は「港七社」と呼ばれた大きな工場がありました。今では市街化が進み、4社が残るのみとなっちょります。
潮江橋から南へ下りたところが「梅ノ辻」。五叉路なので「梅ノ辻」。
明治17年、池知春水(いけじはるみ)さんという方が、オーストラリアから乳牛を輸入しました。高知の酪農の曙です。高知城の北で「高知牧牛会社」という酪農乳業を経営しよりましたが、市街化のなかで、当時郊外だったここ梅ノ辻に引っ越して来たそうです。その牧場は、戦争の頃まで続きました。高知の酪農乳業のふるさとでもあります。
手前のピンクの花は「七変化」。通称「ランタナ」。本年6月19日のにっこり[430]でもこの橋の七変化をご紹介しましたので、まあ長いこと咲いちょりますね。もう3ヶ月半になります。熊葛(くまつづら)科ランタナ属の、この可愛らしい花は、市内のいたるところでよく見かけます。花言葉は「合意、協力、確かな計画性」。なるほど。