ちりめん丼〔5260〕2017/09/09
2017年9月9日(土)良いお天気だ
本社営業部の朝礼では、毎日、指名された者が、決められた様々なテーマで喋ることになってます。その際。最近になって、必ず、お薦めの食べ物屋さんを紹介するようになりました。皆さん、それぞれのお薦めであったりこだわりであったりのお店を紹介するので、なかなか面白い。
誰かがとあるお蕎麦屋さんを推薦したら、全員でお気に入り蕎麦屋ランキングを作ってみたりもする。焼肉屋、回転寿司屋、うどん屋、カレー屋などなどのランキングもやりました、それぞれの好みや生活習慣がわかって、とても楽しい。
で。
今年の新入社員の女性、Sさんが最初に推薦したのが、ここ。僕は知らなかった。会社から近いのにね。その名も「土佐角弘海産」さん。ちりめんじゃこの製造直売を行う、海産会社だ。「完全手作業・天日干し」というのが、売り。
その加工場兼お店屋さんは、香南市吉川の漁港近くにある。
香南市と言えば、赤岡の「三浦屋海産」さんがあって、そこのちりめんじゃこはなかなか美味しい。加工場横の店舗で、いろんな種類のじゃこを直売してます。
この「土佐角弘海産」さんも、普段は加工場兼直売所。それがですね、毎週土曜日のお昼だけ、ちりめん丼のお店を開業するのでありました。知らんかった~。
このにっこりひまわりは、グルメブログではありません。なので、普段、食べ物をご紹介したりすることはほとんど、ない。ご存知ですよね。
でも、今日はご紹介しましょう。土佐角弘海産のちりめん丼。
まず、お値段は、11歳以上が500円。5歳から10歳が300円で、4歳以下はなんと、無料。
で、初めてのお客さんには、お店の方式を丁寧に説明してくれます。まず、器を選ぶ。大小様々などんぶりが置いてあり、自分で好きなの大きさのを、選ぶ。僕は、一番大きいラーメンどんぶりみたいなのを選びました。
次に、ご飯をよそう。そのどんぶりの中であれば、どんだけ入れても可。ただし、おかわりは、できません。僕はかなり多めに入れました。こんな感じ。
そして、三種類のちりめんじゃこから好きなのを、好きなだけ、乗せる。ちりめんじゃこはおかわり自由なので、後で追加することもできる訳だ。
次にドロメ汁。これはおかわりできません。あと、醤油とかポン酢とか、薬味をかけておしまい。
今日は新鮮なドロメも入荷していて、それも皿に盛れるだけ、盛れます。これはおかわり不可。これ全部で、500円。
仕上がりはこんな感じ。
じゃこ、美味しい。じゃこの味に旨味が乗ってないと、ちりめん丼、おいしくないですきんね。ここのはとても良い味、出してました。
これで500円。じゃこは食べ放題なのに。こんなので採算取れるんでしょうか、と心配になるくらいのコスパでした。
それだけでは、このにっこりにご紹介したりはしません。
素晴らしかったのが店員さん。駐車場で車の誘導をするおんちゃんから始まって、店内でご案内するおばちゃん、お兄ちゃん。皆、とても丁寧で心のこもった対応。いやね、おしゃれで洗練されている訳ではない。たぶん、おんちゃんとかお兄ちゃんとかは、普段じゃこの加工場で働いていると思われるような出で立ち。ですが、心のこもった楽しそうな接客に、心洗われたのでりました。良いお店だ。
土曜日のお昼だけ営業される、素朴にして心温まる、そしてもちろん、もうお腹いっぱいで歩けません、というくらい美味しいちりめん丼を食べれるお店。
欲張ると、お腹いっぱいで歩けんなるので要注意だ。