鏡川の彼岸花とゴチョーメ〔518〕2004/09/15
2004年9月15日(水)またまた快晴!
今日は敬老の日ではありません。最近祝日が変わるのでなかなか戸惑ってしまいますね。今年の敬老の日は20日でしたっけ。
さて、今朝もホントに素晴らしいお天気になりました。昨日も暑くなりましたが、今日も30℃は越えそうですね。とても嬉しいことです、飲料メーカーには。
さて、そんな爽やかな朝、鏡川の「月の瀬橋」界隈までたつくってきました。この、月の瀬橋と新月橋の間の南岸の河原にはご覧の様に彼岸花が群生しちょりまして、赤い絨毯のようになっちょります。
河原まで降りて行ってよく見ますと、青い朝顔がまだ頑張っちょりまして、健気ではありますがいかんせん、季節は秋に向かいゆうのであります。圧倒的な彼岸花に隅に追いやられゆうといった感じですね。カンナは、相変わらずあちこちに花を咲かせよります。
韓国では彼岸花のことをサンチョと呼ぶそうです。漢字で書くと「相思華」。花は葉っぱを想い、葉っぱは花を想う、という意味。どういうことかと申しますと、彼岸花は、花が咲く間は葉っぱが無く、葉っぱが出るともう花は無い、というところから来ちゅうがですね。ふむふむ。
写真前方に写る橋は「新月橋」。北岸の、マンションの建つ界隈から向こう側が「玉水町」。明治期には遊郭が立ち並び、その中でも有名なのが「得月楼(陽暉楼)」でございました。この辺りの町名「上町5丁目」。戦後は赤線として栄えましたので、我々より上の世代は、ゴチョーメと呼んで親しんだ街やったんであります。