宇宙利用とモノレール利用〔5100〕2017/04/02
2017年4月2日(日)今は良いお天気
日曜日。朝は結構冷えましたが、今は良いお天気。
今日を、お花見にしている人も多いでしょうね。今日くらいが満開で、ボッチリと思うちょった人。でも、高知市内、満開にはまだ遠い。場所によっては、まあまあ咲いちゅう場所も、ある。しかし、僕んちの前の堀川の桜なんぞは、まだ3分咲きくらいでしょうか。
まあ、それはそれ。花見だ花見だ。咲いてなかろうが、少々冷やかろうが、ぐっすりやるのが土佐の花見というもんよ。
でも、雨は、きらい。
そう。今日は、午後、寒冷前線が通り過ぎる際に雨が降るというケシカラン予報。なんとか持ちこたえてもらいたいもんだ。だって、僕も、花見なんだもん。
こないだ、朝の特急南風車窓からご紹介した、土佐山田の雪ヶ峰牧場。そこで、高知県宇宙利用推進研究会の恒例の花見が行われます。お昼から。
この研究会から、土佐宇宙酒も生まれ、宇宙を旅したヨーグルトも生まれたのはご承知の通り。そうそう。宇宙桜という事業もありましたな。
高知県と宇宙を近づけた研究会。
第一回目の花見は、2006年4月。そう。弊社の乳酸菌を宇宙へ飛ばした直後。僕はバイコヌール宇宙騎士から帰ってきたばかりで、皆から羨ましがられたことを覚えてます。
うちの乳酸菌が、地球へ帰還したのは4月10日。お花見は4月8日にやってますので、あの時は、まだ、彼(彼女?)は、まだ宇宙旅行中だったのか。いや、懐かしい。
さて。今日は、朝はこんなに晴れてます。
お昼からいっぱい食べるので、朝のうち、走ってきました。五台山。
てっぺんまで駆け上がり、展望台で休憩して、車道の道なりに駆け下る。
写真は、五台山の南を降る道路から撮影したもの。何の写真やら、わかりませんよね、これ。右端に見えるカタツムリの殻みたいなのは、モノレールのエンジン。で、僕が乗っかかってそばえようとしているのが、モノレールの荷台。左側のガードレールの下に、下っていくモノレールの線路が見える。
そう。これは、この斜面で栽培するスモモを運搬するモノレール。
こないだの高知新聞に、Iターンで高知に定住された元編集者、釣りバカ日誌のハマちゃんのモデル、黒笹さんが、この運搬用モノレール活用法を書いてました。
これ、観光用とか、遊び用に、使おう、という提案。
確かに、それはなかなかのアイディア。
既に、県外では積極的に活用している例もある、と言います。急斜面をものともしないので、色んな場所に行けて便利だし、何より、楽しそう。
鉄道に乗るの、楽しいと思う人は、絶対に楽しめる施設になります。ゆっくりゆっくり動くので、対策をきちんと講じれば、危険な乗り物では、ない。
さすが、黒笹さんだ。
この五台山にも、みかんやスモモの運搬用モノレールがたくさんあります。
北側の星神社では、急な石段を上れないご高齢の方を、スモモ運搬用のモノレールでお宮さんまで運んでいました。これは、便利。しかも、そんなにコストはかからないと書いてました。楽しそうなアイディアだ。
宇宙を利用して何かしよう、という研究会も、それが、何か楽しそうだから、ということから始まりました。大切なことだと、思う。
自分が、このモノレールに乗って山をたつくってみたら楽しそうだ。そんなことから、何かが、始まる。かも知れない。