久々、高見山の火事〔5087〕2017/03/20
2017年3月20日(月)晴れ
お彼岸。
お彼岸に、僕が行かなければならないのは、田野と筆山。今日は早朝起きだして田野へ。帰ってきてお昼まで会社。それから、筆山。
車を停めれんので、家から走って行きました。
晴れてますが、霞んでます。春霞。花粉も飛びゆう雰囲気満載で、花粉症の方には辛そうな、お彼岸だ。
昨日、僕は高知には居ませんでした。なので、クイーンエリザベス号も見てないし、高見山の山火事も、見てません。そう。昨日、高見山で久しぶりに山火事があったとのこと。市内に灰が降ったくらい、なかなかの山火事であったとのこと。
クイーンエリザベス号の乗客さんたちも、市街地に近い珍しい山火事をご覧になったでしょうか。
前回、高見山の火事をご紹介したのは2009年1月3日。もう、8年も前か。あれから、焼けてなかったですっけ?
高見山は、もっと頻繁に焼けているイメージがあります。幾度も書いてきましたが、高見山の植生は、定期的に火事になることによってできた、独特の植生とも言われます。
高見山にたくさんある墓地も、火事になることを前提として、置かれているような部分もありますよね。
今日は、筆山のお墓から、高見山界隈を走ってみました。すごい。
いや、今回の山火事は、広い。前回のよりも、かなり広いエリアが燃えてました。南隣の山の方まで燃え広がっっちょったので、結構、危なかったのかも知れません。
写真は、南側の山道から撮影した風景。すごいでしょ?
南斜面は真っ黒。昨日のうちに鎮火したので、今日は、お彼岸のお墓詣りの方々もたくさん訪れてました。昨日は立ち入り禁止になってたので。
皆、風景が変わり、見晴らしが良くなっていたのに驚いてました。このところ火事がなかったので、結構、鬱蒼としてましたもんね。
でも、皆さん、落ち着いたもんです。高知市民にとっては、高見山は、燃えるもの、というイメージになっちゅうきでしょうね。今回も人的被害もなく、また、物的被害もほとんどなかったと思われます。これでまた、しばらくは見晴らしの良い眺望絶佳の高見山だ。
ただ。
この写真を撮った場所から少し南へ歩く所にある、三原兎弥太さんの墓所。その周辺も焼け、三原兎弥太さんの事績を書いた説明板も、焼け落ちてました。残念。以前、2008年12月27日のにっこりでもご紹介した説明板。
墓碑銘の撰文は谷干城さん、というお墓の説明板、再建してもらいたいところ。
お墓参りのお線香の火には、気を付けましょう。