防災〔4890〕2016/09/04
2016年9月4日(日)降ったりやんだり
台風12号の影響で、高知市内、時折ガイに降ったりやんだり。風はそんなにありません。そんなお天気の中ですが、今日は防災訓練。僕の住む地区、はりまや橋小学校校区の防災避難訓練が、行われている。
地区内に住む皆さんが、午前9時に南海地震が発生したという想定で、それぞれの最寄りの避難所へと逃げる。それから、ここはりまや橋小学校へ集まって、高知県立大学の先生による、南海地震に備えての講演会。
はりまや橋小学校の体育館には、各種防災グッズが展示され、消防車なども駆けつけてくれています。
このテントは、炊き出し用のテント。ここで、実際に炊き出し体験をするのであります。後で食べてみよう。
それにしても、このところのお天気は異常。ここ数年、日本列島に降る雨は、異常な降り方をしているのは、もう、間違いない。降水量も、降るエリアも。これは、人類が地球環境を変えてしまったことによるもの、と、考えざるを得ません。
日本は、もう、亜熱帯になったのかも知れない。
この防災避難訓練は、今年で3回目。本当は4回目なのですが、1度目は、台風かなにかの接近で中止になりました。で、仕切り直しの1回目が開催されたのが、2004年8月31日。
大正11年9月1日に関東大震災が発生しているので、9月1日が防災の日に指定されているのを受けて、9月1日近くの日曜日に開催されるようになった避難訓練。
昨年は9月6日の日曜日に行われました。
徐々にそんな地区が増え、今日は、県下各所で防災避難訓練が実施される。予定でした。
しかし、台風の接近で、ほとんどの地区では中止。結局、高知市内でやっているのは、ここはりまや橋小学校区と、大津、一宮だけになったそうだ。
まあ、なかなか判断に迷うところでは、あります。
自然災害。
昨日も書きましたが、同業で、とても美味しいヨーグルトで頑張っておられる岩泉乳業さんが、大きな被害を受けておられます。やっと、ヤフーニュースでも取り上げられました。一昨年、勉強のためにお邪魔させていただいた、そんなご恩があります。何か、お手伝いできることはないか、と悶々とする日々です。
高知は、昔から台風銀座と呼ばれ、数々の台風や豪雨に見舞われてきた歴史を持ちます。現在の高知県人の一般的な認識として、高知は、雨に強い、というのが、ある。そう。高知県は、水害防止インフラの整備に、莫大な費用をかけてきました。他所では大変な水害になるような豪雨でも、高知では、たいしたことなかったりする。
しかし、油断は禁物。近年、降り方が違ってきましたので。
今まで、今回のような豪雨や台風直撃がなかった東北や北海道に、あんな雨が降る。
と、言うことは、今までかなりガイな雨が降ってきた高知では、更に凄まじい、経験したことのないような猛烈な雨が降る、という可能性も考えられる訳だ。慢心は、禁物。
今日の避難訓練も、南海地震とそれによる大津波を想定したもの。
もちろん津波は最重要課題。その訓練をしながら、頭の中に、とんでもない大雨での水害想定なども置いておかんといかん、と、今回の被害を見て、思いました。