鏡川の鶏頭〔488〕2004/08/16
2004年8月16日(月)快晴!
無事お盆も過ぎ去り、いよいよ夏も後半戦へと突入してまいります。早いモノですね、ホント。さあ、張り切って夏を楽しみましょう!
さてさて今朝も鏡川沿い。天神大橋の少し東の南岸土手です。この真っ赤な花は鶏頭(けいとう)の一種でしょうね。道路の向こうには赤い花を咲かせたアメリカ梯梧が写っちょります。
鶏頭は「ひゆ科」ケイトウ属の、熱帯アジア原産の植物。万葉集にも登場しますので、日本には古くから伝わって来ちゅうことがわかります。色んなのがありますね。丸く咲くのやら写真のようにとんがって咲くのやら。
ひまわり太郎が中学生の頃に住みよりました高知市秦泉寺の家の庭には、頭が丸い鶏冠鶏頭が山の様に咲いちょりました。この家を改築して庭に土を入れて畑にしましたので、その、山から運んで来た土に鶏頭の種が大量に含まれちょったがでしょう。従いまして、所構わず、という感じで、庭のあちらこちらから真っ赤な花を咲かせておったのを思い出しました。
とても繁殖力の強い花ですね。
この写真の花も、誰かが植えた、という感じではなく、この一群だけ突然生えて来た、という趣きでしっかりと自己を主張しよります。