ハイジとペーターとアルムおんじ〔4513〕2015/08/24
2015年8月24日(月)良いお天気
台風進路が気になりますが、今朝は良いお天気。空気も清々しい、心地良い朝。
清々しいのですが、小生の部屋の真ん前には、ヤギの小屋ができちょります。ので、清々しい空気に混じるそこはかとない自然の香り。嫌いではないので、なんとなく、生命の営みに嬉しゅうなりますな。
このヤギの母娘がここにやって来たのは、8月14日。10日経つのか。もう、ずっと一緒に居るような気がしております。可愛いですな、ホントに。
かなりの甘えん坊で、当初は、人恋しくてめへへへへめへへへと鳴き続けておったヤギさんも、随分と慣れてきました。
雑草を食べる、というミッションも、着々とこなしていってくれております。食欲は旺盛。
夜間はヤギ小屋に入ってもらうのですが、そこに、その辺に生えちゅう好物の草をちぎって持っていってやると、モシャモシャモシャモシャ、美味しそうに食べてくれるのが、また、可愛い。
社内で募集した名前、かなりたくさん集まりました。さあ。決めんといけません。ボチボチ。まだ名前が無いので、皆、好きな名前で呼びゆうががおかしい。
母娘とも「めーちゃん」と呼ぶ事務員さん。勝手に「こころちゃん」と名付けている営業。小生は「やーちゃん」「ぎーちゃん」と呼びよりますし。
「ユキちゃん」「小ユキちゃん」と呼ぶ社員もおります。そうか。アルプスの少女ハイジだ。
日本で「アルプスの少女ハイジ」と言えば、原作よりも、断然アニメーションのものが有名。調べてみますれば、1974年の作品。もう、41年前になるのか。そんなに昔やったのか。
あれに出てくるヤギで一番目立っちょったのがユキちゃん。
おじいさん(アルムおんじ)が飼いよったヤギは「シロ」と「クマ」やったそうだ。今回調べてみてわかりました。
で、ハイジが、アルムおんじに預けられる際に立ち寄ったデルフリ村で、乳の出が悪くて潰される寸前、ハイジやペーターの頑張りで潰されずに済んだのが「ユキ」。
ユキは、その後、子供を生んだそうだ。で、母親が「ユキ」で子供が「ユキちゃん」。そうやったのか。40年前のこととて、全然知りませんでした。
この「ユキ」というヤギ、原作にはなくて、アニメーションで創造された独自のキャラクターとばっかし思いよりました。だって、「ユキ」ちゃんなどという、日本人にとって愛着ありまくる名前ですきんね。
ところが。
ちゃんと原作にも登場しちゅうがですね、ユキちゃん。
ちなみに、あのデカい犬、ヨーゼフは、アニメーションで創られたキャラクターやそうです。
原作の「ユキ」は、その後、マイエンフェルトへ売られていったそうです。アニメーションでも43話以降には登場しない、とウィキに書いちゃあります。ユキの運命やいかに。
そんな訳で、こうやってヤギを飼ってみますと、動物が好きな人がよく判ってきます。
一応、お世話の係りを決めてあるのですが、係りでもないのに早くから出社して小屋の掃除などを積極的にやってくれる女性営業社員。ちょっと大きいハイジと呼ぼう。
いつもはクールでお洒落を崩さんS営業課長も、意外と動物好きということが判明。かなりおんちゃんのペーターと呼ぼう。
で、ハイジによりますれば、小生の役回りは「おじいさん」ということになるそうです。そうか。そうやったのか。