土佐史談会、宅間先生、元親像設置〔4394〕2015/04/27
2015年4月27日(月)良いお天気
心地良い、快晴の月曜日。
昨日、小生が理事を務めさせて頂きゆう、土佐史談会の総会、懇親会がありました。何と、来年で創立100年を迎える、という由緒ある団体。その名の通り、土佐の歴史を研究し、発表を積み重ねてきた団体で、創立以来の会員には、キラ星のごとく、ものすごい郷土史研究家の皆さんが居並んじょります。
大正6年に、中城直正氏、武市佐市郎氏の両氏によって設立された、土佐の歴史、地理、民俗、考古の調査研究を行い、発表し、楽しむ、という団体、土佐史談会。
年に3回の発行を基本とする機関誌、「土佐史談」は、最新の3月号で258号。今まで、その土佐史談には、日本史の中でもとんでもなく重要な論文が多数発表されてきた歴史を持ちます。
中々、専門的であったり難解であったりする論文も多いですが、それはそれ。
これが送られてくると、少し土佐の歴史に詳ちゅうなったような気がして、ワクワクするのでありますね。
その土佐史談会。今、大きな課題を抱えちょります。それは、会員の減少と高齢化。郷土史という趣味のジャンルは、確かに、少しマニアにしてとっつきにくいのかも知れない。若い皆さんには、魅力的に見えんのかも知れない。
しかし。
ハマってみると、実に面白く、奥が深い。なんせ、自分が生まれ育ち、生活してきた土地の、身近な歴史ですきんね。普通の日本史や世界史を齧るのとは、臨場感が違う。
で、昨日の総会の席で、ついうっかり、今年中に小生が個人会員と企業会員を10以上づつ、責任持って勧誘します!などと発言してしもうたのでありますね。ああ。どうしよう。
と、言う訳で、皆さん、土佐史談会に入会しましょう!
個人会員は、入会金無しで、年会費が何と6,000円ポッキリ!
会員の特典は、
1.機関誌「土佐史談」の無料送付(年3回)
2.郷土史講座、郷土の歴史散歩などへの無料参加
3.史跡めぐり等への優先参加
4.史料調査の援助
5.販売図書の割引など
となっちょります。県立図書館にある事務局には、貴重な郷土史料がどっさりあって、自由に閲覧できたりもしますきんね。
入会希望の方は、この、島崎さんという会員さんがボランティアで運営されゆうページから簡単に手続きできます。
さて。
昨夜、楽しいマニアな懇親会の中で、土佐史談会会長の宅間先生、前高知県立歴史民俗資料館館長の宅間先生に、耳寄り情報を頂きました。
今日、4月27日の朝7時半に、完成し、船で運ばれてきた長宗我部元親像が、歴民に到着して設置される、という話。おう。そうれは観に行かなければ、ということで、今朝、行ってきました。
設置される歴民玄関前の広場は、トラックなどの乗り入れができんので、とっと下の駐車場から巨大なクレーンで吊り上げ、プロの技にて設置されました。
まだ、5月3日の除幕までは布が被せられて、顔などを見ることはできんそうです。が、今朝は、役得で、見れました。男前。イケメン。それも今風の。
宅間先生の思い入れで、若い女性などにも大勢観に来てもらいたい、ということでこじゃんとイケメンにしたとか。なるほど。一見の価値、あり。
宅間先生は、歴史研究家ですが、非常に柔軟な頭脳をお持ちです。写真左手前、七つ酢漿草の、長宗我部家の家紋が入ったブルゾンを着ておられるのが宅間先生。おちゃめでしょ?
こんな偉大な人物に引っ張られる土佐史談会は、やっぱし素晴らしい。
今朝は、貴重なものを見せて頂きました。皆さん、土佐史談会に入会しましょう!