柳の下とUFO船〔4369〕2015/04/02
2015年4月2日(木)晴れ!
昨日は、桜の下の話を書きましたので、今朝は柳の下。
ここは、今朝、4時過ぎの鏡川、天神大橋北詰。土手のしだれ柳の下で撮影してみました。柳と言えば幽霊。お化け屋敷へ行っても、幽霊がでてくる井戸の上には柳の木があります。柳に幽霊はつきもの。
柳という樹木は、水分の多い土壌でも、根腐りを起こさずに成長するにかありません。明治維新後、銀座が開発された際に、桜とか松とかが植えられたそうですが、埋め立て地なので水分が多く、根腐りを起こしてしまいました。そこで、水分に強い柳に植え替えられ、それが名物となって、銀座と言えば柳、となった訳だ。
花咲き花散るよ〜い〜も〜 銀座の柳のし〜た〜で〜
待〜あつは君ひとり〜 君ひとり〜 逢えば行く〜 ティ〜〜イル〜ム〜
た〜の〜し 都 (みやこ!) こ〜お〜い〜の〜 都 (みやこ!)
ゆ〜う〜めの パラダイス〜よ 花の東京
ソラで歌えます。
で、井戸端とか湿地帯に植えられることが多い柳。しかも、しだれ柳の枝垂れた姿は、なんとなく幽霊みたいに見える気がします。誰かが飛び込み自殺した井戸の横に柳の木があったとして、夜中にそこを通りかかった人が、柳が枝垂れるのを幽霊と見間違えた、てなこともあったでしょうか。なので、柳と幽霊が関連付けられできた、ということかも知れません。
陰陽道では、柳は、木偏に卯で、卯は東の方角を意味し、「陽」。幽霊はもちろん「陰」なので、陰陽セットにするということで、柳に幽霊となった、という説もあります。昨日ご紹介した桜は「陰」。なので、その下で陽気に花見をして、陰陽セットのしゆうのである、という、まことしやかな説も、ウィキに書いちょりました。う〜ん。
で、万葉集。
柳は、遣唐使によって中国からもたらされた、と言います。万葉集は、中国の影響をかなり受けた時代に成立しちょりますので、柳を詠んだ歌は36首もあるそうです。なるほど。なんか、中国っぽいですもんね。
この写真。柳の下に写っちゅうのは、幽霊ではなくて小生。
向こうに天神大橋が見えますが、以前は、あそこにUFO船が係留されちょりました。10年以上も。使われもせずに。
このにっこりで一番古い記録は、2003年4月25日でしょうか。まだ、にっこりひまわりを書き始めて9日目。今から12年前。早くも登場したUFO船。同じ年の9月17日には、対岸から撮影されちょります。ズームで撮影しちゅうのは2007年1月16日。そして2008年7月15日。UFO船の構造に迫っちょります。
そして。
ここに係留されちょったUFO船が写っちゅう最後の写真は、2012年6月27日。
その年、2012年11月11日のにっこりで、UFO船が無くなった衝撃の風景をご紹介しちょります。
しかし!
その翌々日、横浜(高知の横浜ね)のUFO船秘密基地に、ここに係留されちょったUFO船があるのを発見!ビックリしました。大発見。
しかし。
現在、その、横浜(高知の横浜ね)のUFO船秘密基地からは、UFO船はすっかり姿を消してしもうちょります。どこへ行ったのでしょう。
UFO船。
もう、地球上からは完全に姿を消してしもうたのでしょうか。すこし寂しい、UFO船のない風景。