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今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

大歩危、鉄道、奇跡の風景〔4250〕2014/12/04

大歩危、鉄道、奇跡の風景

2014年12月4日(木)雨のち晴れ

今日、夕刻、国道32号線を、車で高知向いてモンて来ました。写真は大歩危。大歩危小歩危の大歩危。オオボケ。おおぼけ。

以前、ホケ考というので書いたことがありますが、日本の古語で、ホケとかホキとかホッケとかいう言葉は、危ない崖みたいな場所を指す単語として存在したにかありません。語源は不明。
で、この、吉野川が固い岩盤を侵食して作り上げた渓谷も、ホケと呼ばれ、歩危という漢字が当てられ、大歩危小歩危になったにかあらん、という話。
後になって歩危という漢字が当てられたのか、そもそもホケという古語が歩くと危ない、というところからきちゅうのかは定かではありません。

ホケ考でも書いたことですが、大歩危小歩危の歩危がホケで、そんな地形を意味する一般名詞からきちゅうのではないか、と初めて気付いたのはいつ頃やったでしょう。家から鏡川沿いを遡上し、鏡村役場から温泉施設RIOへと走ったりし始めてから。大河内橋から上り坂となり、峠を越えて下っていくコース。その峠のところのバス停がホケ。で、そこから歩危という文字を想像し、そうか!大歩危と同じ語源か、と思い当たった訳です。
で、ホケとかホキが崖を意味するのであれば、植樹で有名な山田の甫喜ヶ峰の語源も、崖を意味するホキからきちゅうがぢゃおか、などと想像を膨らませたことでした。

大歩危。
向こうの建物がレストランまんなか。ここが高知と県外を結ぶメインルートであった時代。つまり、高速道路ができる以前。あそこはいつもたくさんの車で溢れておりました。
今は、大歩危小歩危、祖谷を訪れる観光客さんがメインになっちゅうレストランまんなか。

この右手の崖を、JR土讃線の線路が走ります。よくもまあ、こんな場所に鉄道を敷設しましたな、というような崖。
ここに鉄道が開通したのが昭和10年。そんな時代のことですき、今のような技術も重機もない。人夫さんの手作業が中心やった時代。とてつもない苦労の末に鉄道が開通した時は嬉しかったでしょうね〜。

今は高速道路が開通し、国道32号線の交通量も減って静かな趣き。
土讃線は、昭和10年以降、大歩危駅から南の県境の部分とか、土佐穴内駅の北側とか、大杉駅と土佐北川駅の間とか、徳島県側では小歩危と阿波川口の間とか、危険な崖のルートを回避する為に長いトンネルが掘られ、崖沿いの危険なルートは、多くの部分が廃線となりました。その旧線部分、橋台やトンネルがそのまま残るので、その探検は、小生の趣味にもなっちょります。

しかしここ、大歩危。
大歩危駅から小歩危駅の間のルートは、そのまま。渓谷美を堪能できる、昔ながらのルートが残っちょります。トンネルにもならず。
特急に乗り、この界隈を通過する際には、大歩危峡の説明のアナウンスが流れます。「土讃線で一番美しい場所です」といった内容の。

その美しい風景を汽車の車窓から観れるのは、昭和の初期に、ここでとんでもない苦労をされた先人のお蔭様なのでありますね。


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