波川駅、月田上神社、蘇鶴温泉〔417〕2004/06/06
2004年6月6日(日)曇り時々雨
今日は、時々雨の落ちてくる、久し振りで梅雨らしい天気になりました。その雨の中、鏡川を宗安寺橋まで遡行、そこから峠を越えて伊野町八代(やしろ)へ抜けました。今の季節、このあたりには数軒のとうもろこし屋さんの仮設店舗が出店されちょります。ここでとうもろこしを生産している農家の方が、自分の畑の隅でお店を構えて直売しゆうがですね。とても美味しいので、通りすがりの車がたくさん停まって採りたてのとうもろこしや茹でたてのとうもろこしを買って行っておりました。ここから国道33号線まで出まして、伊野町の街を通り抜けると清流「仁淀川(によどがわ)」の大きな鉄橋を渡ります。そこから川沿いに少し下ると「波川」という地区。JR波川駅があります。
その駅のすぐ南に鳥居が建っちょりまして、そこからまっすぐ細い参道が延び、その先の杜に石段が登っています。「月田上神社」ですね。天地創造の「天御中主神」を祀った、この界隈でとても大切にされている鎮守の神様です。
この神社を取り巻く雰囲気は、なにやら別世界のよう。2羽の大きな鷺が中空を優雅に舞い、杜の大きな木のてっぺんに、神社とこの地域を見守るようにとまる姿はあたかも「鳳凰」。
汽車で波川までやって来たJr.1号2号と合流し、この厳粛優雅な雰囲気漂う世界を後にして、何度かご紹介した「蘇鶴温泉(そかくおんせん)」まで歩いて、温泉につかりビールを飲み、おいしい食事をいただいてJRで帰ってきました。
極楽ですね。