羽田空港〔394〕2004/05/14
2004年5月14日(金)東京は曇り
今朝の一便で東京へ来ちょります。高知は爽やかな五月晴れでしたが東京は曇っちょりますね。それにしても蒸し暑いです。
今朝は少しだけ時間があったので、羽田空港屋上の展望所「バードアイ」に、生まれて初めて行ってみました。周りの柵が厳重で、空港全体が一望に見渡せる、という訳にはいきませんが、天気の良い日には東京ディズニーランドなどまで見ることができると書いちょりました。今日はあいにくの曇り空で、この空港周辺しか見ることができませんでしたが。
羽田空港が今の姿に拡張されたのは何年前のことだったでしょうか。ひまわり太郎忘れてしまいました。10年くらいになりますかねえ。前の空港は今から考えれば狭かったですね、ホント。今はとても広く快適になりましたが、モノレールを降りてから搭乗ゲートまでがとても遠いので、新しい空港ができた直後は飛行機に遅れそうになったヒトが続出して混乱しましたよね。
昭和初期に、久生十蘭(ひさおじゅうらん)という小説家がいました。ひまわり太郎若かりし頃、結構好きで、よく読んでおったんですが、その中に当時の羽田空港へピクニックに行った描写がでてきました。確か、滑走路の横に弁当を広げて遊ぶ、といった、今では考えられんのどかな風景が描かれちょったと思います。
広くて、静かで、気持ちよくて、という、当時の東京人にとって隠れた行楽スポットであったようです。