スラリーアイスのピンピ鰹〔3431〕2012/09/06
2012年9月6日(木)晴れ
今日はですね、とある有名人の方の取材。色んないきさつの挙げ句、小生、ご案内をさせて頂くことなりまして、ここは土佐久礼。「日本一おいしいカツオが食べたい」という一言から始まった、この取材ですき、悩んだ挙げ句、ここ、土佐久礼にやって来ました。
せっかく高知へ取材にきて、カツオを極めようという訳ですき、やっぱし土佐の近海一本釣りのカツオをやらん訳にはいかん、と思い、中土佐町の役場にご相談。水産課長さんは、バンド関係つながりで、昔から知っちょりましたので、話がしやすうございました。
「日本一おいしいカツオ、大丈夫ですかね?」
「まかいちょいてください。」
といったやり取りの中で、今回実現したのがこれ。
高知工科大学の研究で産み出された、マイナス0.8℃に急速に冷却できる奇跡の氷、スラリーアイスをカツオ漁船に積み、近海で釣り上げた中でもホントに珍しい「ピンピ鰹」を準備することができました。数百本釣り上げる中でも、ほんの数本しかないという幻のカツオ。スラリーアイスで、これ以上ない鮮度に保たれたプリプリのカツオを、ここ、黒潮工房の方が見事な手付きでさばいて、そして藁焼き。おいしくない訳がない。
写真は、その風景。これを、流行の塩タタキではなく、ポン酢でおいしく頂きました。おいしかったです。アテンドは、こんな役得があるのであります。が、とにかく美味しいものを3日間食べ続けるので、体重も、ちょっとアレではあります。
まだまだ続く、高知のうまいものをひたすら食べ続ける案内係。舌も肥えるが自分も肥える。