雪光山山頂から、大黒様と一緒に絶景を眺める〔3216〕2012/02/04
2012年2月4日(土)立春ですけんど冷やいです
冷やいですね。けんど良いお天気。今日は久々に、ホント、1月9日に梶ヶ森をたつくりに行って以来久々に、山をたつくりに行っちょりました。心地良かったです、まっこと。
久し振りなんで、どこをたつくろうか迷いましたが、まだ行ったことのない雪光山にしてみました。元々鏡村にあった山ですが、今は高知市。別名国見山とも呼ばれるように、その山頂からは高知の市内はもとより、四方八方が睥睨できます。標高は926m。古来より、周辺住民の皆さんに尊崇されてきた信仰の山でもあります。
高知から行くと、旧鏡村役場のところから吉原方面へと進みます。数km行って、左の集落の方へ下り、それから谷間の道路を上がっていくと、登山口があります。が、今日は、だいぶ手前の道路脇に車を停め、車道を走って登り口まで。そして、山道を、ひいひいふうふう言いもって駆け上がったのでありました。
体力が落ちちょりますき、ずうっと駆け上がることはようしません。が、まあ、概ね、本人としては駆け上がったつもり。結構急な山道ですき、歩くがとメッソ変わらんがですけんどね。久々の心臓バクバクが、なんとも言えず心地良かったです。やっぱし山はエイです。
写真は山頂。ここには、この大黒様と、明見菩薩様、そして国見権現様が鎮座ましましちょります。その視線の先は、高知の市内と太平洋。ここからの眺めは絶品です。この山、麓の集落から2時間くらいで登って来れます。そんな訳で、大切に大切に崇められてきた山。案内板によりますれば、明治、大正の頃、祭の日には、この登山路にたくさんの露天が並び、それはそれは賑やかやったにかありません。
土俵もあったそうです。その痕跡は残っちゅうがでしょうか。是非、探してみたいもんです。
昨年の大震災から、コミュニティの重要さが再認識され始めました。昔は、氏神様の神社を中心とした共同体が、日本の社会や風景を形づくっちょったことは言うまでもありません。神社のお祭りは、その最大のイベント。で、その中心に必ずあったのが奉納相撲。
ビッシリ、このにっこりでも書いてきました。2010年8月15日にご紹介したような、ああいった奉納相撲が、至る所で行われよりました。今一度、そんな、地域が一つになれるようなことが、神社を中心として行われるようにならんでしょうかね。相撲、エイと思うがですけんど。かなりの少数意見です、はい。