伊野町「蘇鶴温泉」のスローライフ〔304〕2004/02/14
2004年2月14日(土)晴れ
いやあ、ぬくうなってきましたねえ。日中は上着が要りません。春はそこまで来ちょります。
さて、今日はバレンタインデー、てなことにはまったく関係なく、陽気に浮かれてひまわり太郎は伊野町の先っぽまで走ってきました。にっこり[291]でも少し紹介しました、伊野町の仁淀川沿いから少し西へ入ったところにある「蘇鶴(そかく)温泉」ですね。
朝、高知市中の島の自宅を出発、鏡川をどんどんと遡行します。鏡川橋をくぐり、JRの橋を抜けて米田橋の脇を通り抜け、鏡村との境に近い宗安寺(そうあんじ)橋までさかのぼってそこで左折。峠を越えて伊野町枝川へ出ます。
そこから国道33号線を松山方面に走り、仁淀川を渡って、今度は仁淀川の右岸を下って行きます。川内小学校を越えたところで右折、山の方へと入っていき、500m程で「蘇鶴温泉」に到着しました。荷物を背負ってゆっくり走りましたので、所要時間は都合2時間強。気持ちよかったですよ。
この「蘇鶴温泉」、歴史は弘法大師までさかのぼるのだそうですが、今はただ1軒の温泉旅館がのんびりと営業をつづける、本当にローカルなところであります。浴槽は銭湯より少し狭めの、お湯の槽と水の槽の2つ。かわりばんこにゆっくり入るのが楽しいですね。料金はなんと400円。
お客さんは、ほとんどが、近所の常連さんで、近所のうわさ話に花が咲きます。気持ちの良い風呂から出ますと、おいしいおでんを食べながら冷たいビールを1杯。心地よくなったところで、とても名残惜しいのですが、この蘇鶴温泉を後にし、歩いて15分程のJR「波川(はかわ)駅」へ。汽車が出たばかりで、次の汽車は何と1時間15分後。そこで、近くの「月田上神社」を散策し、お参りしてきました。こぢんまりとしてますが、氏子さんたちの手入れが行き届き、幽玄な山の神社といった風情がとても良かったです。
その神社で少し昼寝して、JRの普通列車に乗って帰ってきました。
なんというスローライフでしょう!もう、ほんとに気分えいですね。
写真の、ずっと遠方に写っちゅう建物が「蘇鶴温泉」。その手前に愉快な看板がございました。
それではここで問題です。
「ゆるぐ(揺るぐ)」という言葉は土佐弁や否や?