地震後の羽田空港〔2907〕2011/04/01
2011年4月1日(金)晴れ!
今日から4月。震災後初めて、東京にやって来ました。
高知で生活しよりますと、震災の影響も、お店で入荷してない商品があるとかの限定されたものですが、やはり東日本へ来ると全然違います。ここは羽田空港。館内の照明も半分程度に抑えられ、動く歩道も、先っぽの方は節電で動きよりませんでした。空港ロビーは、利用客さんも少なく、いつもより薄暗く、営業してないレストランも多く、大震災後ということが実感されます。
同じニッポンに暮らす者として、燃料や水や物資の不足度合いが場所場所によって全然違うがは、なんとももどかしいですね。
関東の風景を見れば、西日本での生活も、もっと考えんといかんと思わされます。が、経済が冷え込んでも困るという現実もありますきに、ホントに難しいですね。
空港の照明が半分になり、利用客が少ないと、なんとなく羽田空港ではないみたいな、ローカル空港であるような、不思議な感覚。しかし、考えてみたら今までが明る過ぎたがかも知れません。北欧とかの飛行場、ロシアの飛行場とかは、羽田みたいに明るい照明ではありませんでした。フィンランドの北部にある小さな小さなローカル空港は、クリスマスシーズンには、ロウソクの灯りが中心でした。
こんな災害があると、いつもの生活が、ホントにそれでかまんがか、考えさせられます。灯り、燃料、食料、通信、交通などなど。つい数十年前まで、そんなものが無い生活が当たり前やったのに、今、なくなると大変な事になってしまう不便。
原発問題があからさまになってきた今、エネルギーの使い方も、本当に真剣に考えんといかんなってきました。農産物、海産物の大切さも、あらためてわかりました。
ニッポンは、復興するなかで、新しいニッポンに生まれ変わっていかんといかんがです。それが、やっとわかりました。復興するなかで、絶対に忘れたらいかん真実。