巨大地震、巨大津波〔2887〕2011/03/12
2011年3月12日(土)曇り
とんでもないことになりました。
東北を中心とする巨大地震被害は、予想を遥かに超えております。南海地震は、必ずやって来る訳で、その対応についてはずうっと言われ続けてきたことではあります。
まだ、詳しい被害状況もわからない段階ですが、ひとつ言えることは、地震と津波の恐ろしさは、今まで我々が想像しちょったレベルではまったくない、ということ。実際に見てみるまで、本当の津波の恐ろしさを、我々は知らんかった、ということ。
遠くはなれた高知では、「こわいねえ」と言いながらそれほどの影響を受けている訳ではありませんが、津波は家の前までやってきました。
写真は、鏡川河口、九反田橋から浦戸湾方面を眺めたもの。昨夜は、この鏡川河口では、水が激しい勢いで逆流しておりました。そしてこの写真では、木の破片などが湾の方に向こうて、確実に、いつもとは違う流れ方で流れていきよります。
このにっこりでは、上岡八幡宮の安政地震の碑や、南国の琴平山、赤岡、夜須、宇佐の碑などをご紹介してきました。どれも、津波の恐ろしさを、具体的な災害状況に基づいて記述しております。その先人の想いを、我々はどれだけ真剣に受け止めてきたでしょうか。
今回の大災害を目の当たりにして、本当に、真剣に、過去の事例を検証し、対策を考えんといかんと思いました。とにかく、何が何でも逃げることが大切で、決して油断して戻ったりしてはならない、振り向いてはならないという、絶対的な鉄則。