蘇鶴温泉とオクラとシシトウとナス〔2677〕2010/08/14
2010年8月14日(土)あづい!
今日は久々に走りに出ました。この季節、炎天下走るがはなかなか勇気が必要。で、メッソ長距離はやめちょこうと思い、電車で伊野の枝川まで行き、そっから走り始めました。まずはバーガ森。枝川と天王をむすぶ、バーガ森越えの道路は、途中に何度かご紹介した「バーガ森北斜面遺跡」があります。弥生中期と言いますきに、キリストさんとかの時代でしょうか、高知を代表する高地性集落遺跡でございますな。そっからトンネルを抜け、仁淀川方面に下って野中兼山戦線ゆかりの八田堰脇を通って八天大橋へ。
仁淀川西岸を北上しよりましたらなにやらモヨオシテきたではありませんか、大きい方が。仕方ないので開いちょったお酒屋さんで、恥を忍んでトイレを借りました。家の中ではなく、昔ながらの別棟になたポットン便所やったので、借りるにも気が楽でございました。
でですね、その親切な奥さんに聴いたら、目的地の蘇鶴温泉は、そのお店のしゅっと北を東へ行けばちっかいとのこと。今まで、もっと北から山越えで行きよったので、目から鱗でございました。写真は、その途中で撮影した風景。手前にオクラが、その向こうにシシトウが、その向こうにナスが植えられちょりました。高知らしい畑ですな。昨夜、高知県の園芸の品種改良を担いゆう県職の同級生に聞いたところ、シシトウ、ナスは全国一で、オクラは第3位やそうです。高知県の代表選手ですな。
このしゅっと向こうが蘇鶴温泉。いやいや、久々に頭がクラクラするくらい走りました。暑かったです。心地よい温泉は相変わらずで、こぢゃんとローカルな雰囲気がたまりませんね。
この温泉は高知で一番古い由来を持っちょったり、皇族と関係があったりします。この東は川内という地名で、どうやら河内国に由来するがにかありません。仁淀川の対岸は八田で、仁徳天皇に関係がある八田若郎女(やたのわきいらつめ)に関係はないでしょうか。バーガ森の遺跡の東には朝倉古墳も朝倉神社もありますきに、古代にこじゃんと重要な地区やったことが十分に妄想されますね。