安和駅でたけざきのサンドイッチを食べました〔2625〕2010/06/23
2010年6月23日(水)曇ったり晴れたり
朝のうち、ちょびっと雨が降りましたが、あとはやみました。時折お日様も姿を見せる高知県地方。こじゃんと蒸せます。
今日はお昼から中土佐町の久礼で仕事がありまして、車でのったり出掛けちょりました。お昼に須崎を通過しましたもんですきに、鍋焼きラーメンを食べろうかとも思うたがですが、やっぱしこちらのメニューにしました。
須崎の街を抜け、新荘川の橋を渡ったクに、おむすび、卵焼きで有名な「たけざき」というお店があります。そこで、卵焼き入りのおむすびとサンドイッチを買いました。おむすびはコンビニとかとはひと味違う手作り感満点のもの。
そしてサンドイッチが、たんまに食べると郷愁を誘います。卵サンドは、ゆで卵をつぶし、マヨネーズをたっぷり使った昔ながらのもの。キュウリとハムのサンドイッチは、辛子とマヨネーズが絶妙に和えられちょって、昔、よく食べた懐かしい風味。
普段はおむすびかサンドイッチかどちらかを選ぶがですけんど、今日はついつい両方にしてみました。
で、食べる場所はここ。
土佐新荘と土佐久礼の間にある安和(あわ)という駅。この駅は目の前に海が広がり、ご覧の通り南国情緒たっぷりで、お弁当を拡げて食べるがに最適なのでありました。潮風と、海の音と、そして乱舞するトンボたち。今日は食べゆう間は1本の汽車も通りませんでした。静かなおだやかな安和駅。左端のベンチ上にたけざきのサンドイッチとおむすびが写っちょります。
この安和の特産品は昔から虎斑竹。今でも、国道沿いに大きな竹工芸品のお店があります。そして安和海岸は、我々小学生の頃、海浜学校みたいながに利用されよったですよね。夏休み、泊まりがけで来たりしよりました。西はここ安和で、東は住吉がメッカやったと記憶しちょります。
この海辺の集落は、そんな昔のたたずまいをそのまんま残す懐かしい香りのする場所。その村ののどかな駅で、懐かしい味のサンドイッチをほおばるがは、なかなかエイモンですよ、まこと。